まわりを見渡すと
石垣やお濠は昔のまま
水をたたえているが
背広を着て初めて勤務した建物は
すでに消えて 辺りは 広い公園になっている
僕は今日 退職する
どこかの子供に簡単に
追い抜かれる 春だ
桜が満開の窓
辞典や書架に別れを告げ
静かに去っていく
いろんな人と交わした言葉
想い出しながら
手をふる
まわりを見渡すと
石垣やお濠は昔のまま
水をたたえているが
背広を着て初めて勤務した建物は
すでに消えて 辺りは 広い公園になっている
僕は今日 退職する
どこかの子供に簡単に
追い抜かれる 春だ
桜が満開の窓
辞典や書架に別れを告げ
静かに去っていく
いろんな人と交わした言葉
想い出しながら
手をふる
一つ山越しゃ他国の
国境
という経験がなくて
山を越すと急に
海が見える
国に生まれた
から
ハンガリーの動乱
チェチェン紛争
インドパキスタン
黒海の辺りは
タジキスタン エストニア
オデッサ よく知らないまま
これまで過ごしてきた
大宰府に、梅が咲いた
という花の便り
冬将軍と聞くと
スターリングラアド ペテルグラアド の闘い
ナポレオン ヒトラーが敗れた
タタールのくびき バルカンの火薬庫
クリミア トルコ 蒙古 ウクライナ フインランド
21世紀になったが 台湾、
北方領土 南沙 独島
昭和9年兵 徴集された父は ビルマのインパ-ル作戦
終戦後はアーロン収容所に
88で亡くなった 葬儀の日
アメリカのビルに飛行機テロがあり
みんなテレビを見て
座敷で眠っている父の葬儀を
忘れていたみたい 20年前のことだ
よく言われますが
2月は短くてすぐに3月だ
それにしても次々に寒波がやってくる
南の福岡の友人からは
大宰府やらうまそうな餅の写真が届く
かわいい犬の動画やら
その写真の空が青く
北陸と全く違う
車を出すために車庫の前の雪を除き
通路を確保してまあ運動と言えば
運動だけど
スマホにはいろんな連絡が来る
大学時代の50年前の友人たち
暇になって わいわい
句会に行っているとか
毎朝 庭の隅のエサ台に 米ぬかを
鳥の餌だ
真っ白な地上に 今日も親子が待っている
時間になると ぴいぴい鳴く
寒いだろうが もうすぐ春だ
ガンガンヒータを焚く
屋根雪が融けるのがわかる
今朝 バリバリという氷を踏む音が聞こえて
ああ 今朝も凍っているのか
起きて 寒く 凍てついた道路を眺めて
朝刊を読んで
今日 オミクロンで
学校が休み すると
外でぶうぶうとエンジンの音が聞こえ
誰だろう まあいいや ゆっくり構えて
朝食を済ませて
玄関から道路へ出ると
我が家の前だけ 雪がない
箒で掃いたようになって
笑いながら近所の兄ちゃんが
黄色の除雪車に乗って 帰っていく
お礼をしなきゃ 追いかけると
すると いやいや 除雪の練習ですよ と
ありがたかった
それで 子供の頃のように
屋根の雪を棒で叩き落したり 遊んでしまって
その結果 頭に雪の塊を
もらって 背中まで
濡れた 良い天気だった
石原慎太郎の著書「わが人生の 時の人々」文芸春秋社
この中に、小林秀雄をやり込め、水上勉を救った話が出ている。
別冊太陽の小林秀雄特集に書いてある内容と少し異なる。
高見順のことや川端康成、三島由紀夫のこと
昔の文壇の楽しい日々が書いてある。
また雪が降ってきた。寒い休日である。
大仏さんに お札をもらいに行く
子供が45歳と41歳になって
厄払いの年齢になって
ちょっと待って
子供が45歳とは どういうこと
こちらはエリック・クラプトン
B・Bキング を聴いて
007のアストン・マーチン
ショーン・コネリ
高倉 健さん そういえば
石原慎太郎が亡くなった
鎌倉から電車に乗り合わせた小林秀雄に
ランボーのことを聞いた
小林秀雄は 「勤勉な人」と 少し話をして
電車の外を見て 話さなくなった
話すのが嫌だったのだ きっと
そういえば小林秀雄が水上勉をやり込めていて
小林さん 何でも知っているみたいだけど
俺しか知らないことだって ありますよ
小林は なんだね
石原は 星空を見てヨットを操縦する術 だったか
小林は なあんだ そんなこと知らねえや いこ いこ
といって 出て行った という話
記憶がよみがえりました
別冊太陽で読んだことがある。
ご冥福を 祈ります