2014年6月7日土曜日

海女の時雨

浜までは
海女も蓑(みの)着る時雨(しぐれ)かな

播州の俳人
滝 瓢水(たき ひょうすい)の句

海に向かう海女が雨に逢い
蓑を着るという句

海に入れば 濡れるのだ
雨に濡れてもいいじゃないですか
実はそうではない
海女にとっては海に入るのが仕事

海に入るまでは体を濡らさず
体を冷やさず
そういう心掛けが良い仕事に必要なのだ
ぎりぎりまで気を付けてがんばることが大事
という意味らしい

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