四月は残酷な月だ
詩人エリオットは言った
出世、就職、栄典とか年度主義の日本では
すぐにそういう解釈をするけれど
英国の詩人には なぜ残酷な月なのか
日本人の私にはよくわかっていない
けれどきっと
春の新芽や若葉
新しい命が花咲く季節
じっとそれを見てたたずむ人
死期を待つ人
老いていく人
社会において とてもつらい人
春の風が吹いて
未来を少しでも予感させる
何とも言えない それが 残酷なことなのだと
自分で解釈している
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