七月
海の記憶が
ころがっている
という詩を書いたことがあった
若いころ
17歳のころ
あれから
いやよそう
過去はだれでもある
土曜の午後
漢詩の講座に出席した
なんとなく難しい感じ
説明も難しい
まず漢字が読めない
入試を思い出した
緊張した
平を「たいら」ではなく
「へい」「ひょう」「ひら」と発音する
外人さんはどうして
理解できるのだろう
漢和辞典の使い方も久しぶり
パソコンが悪いのだ
辞典の字が小さかった
少年老い易く
学成り難し
ほんとにそうだった
老いている
気になったのは
自分の言いたいことを
好きな漢字を並べて言いまくる
事ではないのだ
なにかルールがきつく
ちょっとたじろいだのだ
ということだ
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