昔、農村にやって来た外国の調査団が
まず朝ごはんを見せて欲しいと言った。
調査団はノートに記録を取った。
ライスにスープ、ピクルスにチキンとエッグ
素晴らしい。
役場がびっくりして、うそをつくな
同じものを見せろ
農家に迫った。
ご飯、味噌汁、野沢菜と「たくわん」だった。
調査団は「たくわん」を指さした。これは何。
するとおばあさんは、「コウコウ」です。
答えた。
「コウコウ」は、「黄口」と書く、黄色のくちばしだから
おそらくチキンの子供だろうと通訳は訳した。
調査団の一人は、コケコッコはクックでチキンだろう。
黄色の「たくわん」はエッグに違いない。
調査団は、日本の豊かな朝食に感心して帰っっていった。
これは鎌形勲という農学博士から直接聞いた話。
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