清水洋一郎の愉快な日々
2013年12月6日金曜日
ケヤキの葉が 2
ケヤキの葉を拾っている
腐葉土にするために
積んで積んで
畑がケヤキの香りに覆われる
雨に濡れて重い落ち葉
袋に詰める日を
毎日待っていた
すると午後1時に
轟々とトラックが来たのだ
10人のエプロン連合軍を従えて
エプロンの群はいっせいに葉っぱを集めて
持ち帰った
隠しておいた落ち葉だけは残った
あわてて袋に詰めた
あんなにたくさんの葉っぱが落ちていたのに
たった1袋しかもらえない
人生は
そういうものかもしれない
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