とうとう机の周りをかたづける
昔の年賀状が出てくる
すでに 亡くなった人
お元気ですか 今年もよろしく
とうとう退職です お世話になりました
しばらくは好きな俳句の会に
楽しそうに 書き添えてある
いやあ 高齢の鬱 になりそうだ
静かに机に向かうと
膨大な時間が 過ぎている ことに
気がついて
開高健の短編を改めて読む
初めて 作家の息遣いを感じた
万年筆の筆圧のようなもの
感じた
気が付くと雨は やんで
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