朝7時半に迎えに来てくれると
助かるんだが
私の上司は言った
いいですよ、と私は答えた
朝起きると6時、余裕がある
畑の雑草を抜いたりしていた
すると親友のM君が突然畑に来て
すごいパチンコ屋ができた
今なら間に合うからちょっとだけ行こう
しぶしぶ出かけると、大きな丘の上に
壮大なパチンコ店が開店していた
市長もいる、市民が入場している
迎えに行く上司もいるではないか
私は、すっかり安心して
なつかしい旧い台に挑戦して
チンジャラと玉を出した
40年ぶりだ
どれくらいたったか
大きな時計が10時30分だった
まわりには誰もいない
M君も市民も上司もいない
丘が消えているではないか
どうやら住んでいる地球ではない
大声で叫んだ
日曜の朝だった
夢でよかった、しみじみ思った
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