2022年10月19日水曜日

一夜明けて

外灯の電球を交換した

明るいLEDはすごく高価だった

夜が待ち遠しかったのだ

いよいよ暗闇が来て

パアッと辺りは白く

輝いてまぶしかった

ちょっと明るすぎないか

外した電球は廊下に

それは温かな色だが暗かった

廊下は もともと切れていた

暖かな電球で補充され

玄関の周りはお昼のように白く

廊下は元気がない

誕生日の翌日でありました

友人から電話があった

いよいよまっしぐらだな

どこへ向かって

誰にも媚びずに

良い詩を書こうと決めた

死んでしまう

死んでしまうと

何も残らないから



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