堆肥に鶏糞を混ぜて
油粕を入れて
おまけに ぬか をサービスして
木犀の根元に積んだ
これで喜ぶはずだが
隣のモクレンには冷たい
だから気に入った木には
存分にサービスするが
どうでもいいのには冷たい
そういわれそうで
隣のモクレンにも
肥料を施した
施す ほどこす
威張るんじゃあないよ
お礼に気持ちだけ
鶏糞を差し上げるのさ
でも今日はいちにち
木犀の香りがすごかった
歌人の遠藤若狭男さんは
若いころ僕に
木犀の香りが耳の中を濡らす
といったが
僕は笑っていた
遠藤さんも亡くなった
早稲田出身で川村学園で
国語教師をしていた
僕は苦手だったな
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