2014年11月10日月曜日

いちょう

今日 イチョウの木の下を 歩いていると
はらはらはらはら黄色の葉が
風の音に沿って 降り注いできた
風がひゅーと吹くと
音の具合で舞い散る数が変化する


中学の頃だった
与謝野晶子
ああおとうとよ・・・ではなく


金色のちひさき鳥のかたちして
いてふちるなり夕日の岡に


子供のころは
どういう意味かさっぱりだった
しかし今日 はっきりと解った
私が地球上で生きている証拠だと
この歌はそういう意味だと
感じ取ったのだ

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