子供のころ神社へ行くと
明日の元旦の
初詣の準備に忙しく
大きな柱に
しめ縄が張られていて
なんだかとてもうれしい
夜になると
除夜の鐘を聞くために
頑張って起きていたが
結局 寝てしまい
眼を覚ますと
もう そこは お正月だった
いつも あの 5歳くらいの
気持ちになるから
不思議です
どうか
来年もいいことばかり
ありますように
2018年12月31日月曜日
2018年11月30日金曜日
12月になるなんて
歳月は人を待たず
とうとう12月になりました
まあ何とか腰痛や老眼と闘いながら
日露戦争をようやく終わりました
司馬遼太郎
児玉源太郎
乃木希典 殉死
日本海海戦
旅順 ステッセル
三笠の爆沈
奉天 乃木坂 明治 大正 昭和
私のあたまも
おかしくなって きました
もっと 京都 ショパン トルストイ
うまい寿司 豆大福 にしきのあきら
茶碗 コーヒー そば うどん ゾラ
きんつば 水ようかん 糖尿か
甘い風の中を 走るサイドカー
ボードレール
いちょうの落葉 金木犀の肥料 など
とうとう12月になりました
まあ何とか腰痛や老眼と闘いながら
日露戦争をようやく終わりました
司馬遼太郎
児玉源太郎
乃木希典 殉死
日本海海戦
旅順 ステッセル
三笠の爆沈
奉天 乃木坂 明治 大正 昭和
私のあたまも
おかしくなって きました
もっと 京都 ショパン トルストイ
うまい寿司 豆大福 にしきのあきら
茶碗 コーヒー そば うどん ゾラ
きんつば 水ようかん 糖尿か
甘い風の中を 走るサイドカー
ボードレール
いちょうの落葉 金木犀の肥料 など
2018年10月14日日曜日
秋晴れの墓参
ことしは雪が降って台風が来て
地震が来て(北海道に)
父母の墓参り
遅くなりました
大名町の交差点 たくさんのパトカー
高速道路入口まで 大野街道
10メートルごとに5~6人
若い警官の警護 ああ そうか
今日は 大変な 日
高速では 何しろ前も後ろも 青いバス
機動隊 のような感じ
制限速度で 走る
敦賀を越えて小浜で降りるところ
間違えて 再度 はいり直し
父母の墓はありました のだ
水、 線香 花 と 墓参は終了
秋晴れ 焼き鯖寿司を買い
帰宅後 熱い風呂に
はいったのだ
地震が来て(北海道に)
父母の墓参り
遅くなりました
大名町の交差点 たくさんのパトカー
高速道路入口まで 大野街道
10メートルごとに5~6人
若い警官の警護 ああ そうか
今日は 大変な 日
高速では 何しろ前も後ろも 青いバス
機動隊 のような感じ
制限速度で 走る
敦賀を越えて小浜で降りるところ
間違えて 再度 はいり直し
父母の墓はありました のだ
水、 線香 花 と 墓参は終了
秋晴れ 焼き鯖寿司を買い
帰宅後 熱い風呂に
はいったのだ
2018年9月30日日曜日
また台風だ
朝から
ゴーヤの棚を整理して
正午に雨戸しめて
私室にこもり
漱石全集を取り出し
第1巻
「吾輩は猫である」
初めて自分の机で
漱石を読む
恥ずかしいが
間に合うだろうか 死ぬまでに
それまで世俗の変なことばかり
付き合ってきて
そろそろきちんと
します
みなさんごめんなさい
ゴーヤの棚を整理して
正午に雨戸しめて
私室にこもり
漱石全集を取り出し
第1巻
「吾輩は猫である」
初めて自分の机で
漱石を読む
恥ずかしいが
間に合うだろうか 死ぬまでに
それまで世俗の変なことばかり
付き合ってきて
そろそろきちんと
します
みなさんごめんなさい
2018年9月14日金曜日
祖父母参観の日
祖父母参観の日に
保育園に行く
教室の周りにぐるりと
じじいとばあさんが立っていて
孫の動きを見ている
私はまず
男女の数を調べて
うちの孫が疎外されていないか
もしも いじめ がいたら
後ろから近づいて
ネック ハンギング
とび蹴り かまして やろう
雰囲気を追って
隣のじじい の 表情を追う
隣は 良い時計
しかし 駐車場は
フェラーリもランボルギーニもない
ロールス も クライスラーも ないぞ
マドンナ も モンローも
自己紹介が始まる
おはようございます 私は○○の
おじいちゃんでございます
白髪で微笑む上品な老人
いよいよ 私の出番
じじい あんど ばばあ でえす
受けた
帰りに孫は
じじい アンド みんな 笑ってた
と告げた
よしよし
保育園に行く
教室の周りにぐるりと
じじいとばあさんが立っていて
孫の動きを見ている
私はまず
男女の数を調べて
うちの孫が疎外されていないか
もしも いじめ がいたら
後ろから近づいて
ネック ハンギング
とび蹴り かまして やろう
雰囲気を追って
隣のじじい の 表情を追う
隣は 良い時計
しかし 駐車場は
フェラーリもランボルギーニもない
ロールス も クライスラーも ないぞ
マドンナ も モンローも
自己紹介が始まる
おはようございます 私は○○の
おじいちゃんでございます
白髪で微笑む上品な老人
いよいよ 私の出番
じじい あんど ばばあ でえす
受けた
帰りに孫は
じじい アンド みんな 笑ってた
と告げた
よしよし
2018年9月8日土曜日
台風と地震と
北海道の地震
すさまじい揺れ
地滑り
傷ましい
恐ろしい
早く平常に戻って欲しい
こちらも
強風で近所のトタン屋根が舞って
椎の木に留まって
これで10年間4回目
持ち主は 詫びを入れるが
怖いのだ
ガラガラと とんでくる
椎の木はこれで 3枚のトタンを捕まえた
この椎の木は丸岡のおじさんが
持参してくれた記念樹
だんだん大きくなって
少し伐ろうかと
それから3年の間に我が家を2回救った
去年、細かい枝が折れて かわいそう
ご褒美に 多めに肥料を
鶏糞、米ぬか、油粕
元気になってくれよ
するとまた働いた
トタン屋根を抑え込んだ
えらい えらい
人間と同じ
まだまだ 活躍する
北海道 関空 岡山 それに熊本の地震 3.11の福島
がんばれ
すさまじい揺れ
地滑り
傷ましい
恐ろしい
早く平常に戻って欲しい
こちらも
強風で近所のトタン屋根が舞って
椎の木に留まって
これで10年間4回目
持ち主は 詫びを入れるが
怖いのだ
ガラガラと とんでくる
椎の木はこれで 3枚のトタンを捕まえた
この椎の木は丸岡のおじさんが
持参してくれた記念樹
だんだん大きくなって
少し伐ろうかと
それから3年の間に我が家を2回救った
去年、細かい枝が折れて かわいそう
ご褒美に 多めに肥料を
鶏糞、米ぬか、油粕
元気になってくれよ
するとまた働いた
トタン屋根を抑え込んだ
えらい えらい
人間と同じ
まだまだ 活躍する
北海道 関空 岡山 それに熊本の地震 3.11の福島
がんばれ
2018年9月2日日曜日
日本のいちばん長い日
半藤一利が30歳ころの
文芸春秋の編集次長時代
朝4時に起きて書いた
さきの大戦の日本降伏の前後の
ありがたい著作
これによって
国民は
なにが どうなっていたか
よくわかる
著者の力量に感謝したい
幸いにも関係者が生存していた
良かった時代
の著作
いずれにしても活字と映像は保存しないと
すぐに時代は
物事を忘れるから
原子爆弾を17個作っていたこと
陸軍大臣の割腹
など
文芸春秋の編集次長時代
朝4時に起きて書いた
さきの大戦の日本降伏の前後の
ありがたい著作
これによって
国民は
なにが どうなっていたか
よくわかる
著者の力量に感謝したい
幸いにも関係者が生存していた
良かった時代
の著作
いずれにしても活字と映像は保存しないと
すぐに時代は
物事を忘れるから
原子爆弾を17個作っていたこと
陸軍大臣の割腹
など
2018年8月26日日曜日
芥川龍之介 歯車
数十年ぶりに
芥川龍之介全集を読んだ
中学の頃だった
教科書で読んで
さっぱりだった
なんだか偉い人だと
しかし
歯車はわからなかった
遺作だった
久々に読んで
良く分かった
難しくない
私が生きてきた
手探りの60数年を物差しにすると
簡単な感じがした
芥川龍之介全集を読んだ
中学の頃だった
教科書で読んで
さっぱりだった
なんだか偉い人だと
しかし
歯車はわからなかった
遺作だった
久々に読んで
良く分かった
難しくない
私が生きてきた
手探りの60数年を物差しにすると
簡単な感じがした
2018年8月24日金曜日
わはは
MRIを受けてきた感想は
やかましい
があーーがあーー
ピコンピこん
なんであんな音を
しかしですよ
終わる頃には頭がすっきり
続いて脳波
知ってる限りの野菜を言いなさい
よっしゃあ
とまと きゅうりなす かぼちゃ
レタス セロリ レンコン インゲン
あと出ない
人参ホウレンソウ 枝豆
そんなこと
家に帰ってから思い出した
頭にごりごり
接着剤で電極
今日は 何日ですか
知らんよそんなもの 夏の暑い日さ
終わりました
どこもおかしくないですよ
ああそう
どうするのそれで
僕の脳みその断片は
わはは わはは
やかましい
があーーがあーー
ピコンピこん
なんであんな音を
しかしですよ
終わる頃には頭がすっきり
続いて脳波
知ってる限りの野菜を言いなさい
よっしゃあ
とまと きゅうりなす かぼちゃ
レタス セロリ レンコン インゲン
あと出ない
人参ホウレンソウ 枝豆
そんなこと
家に帰ってから思い出した
頭にごりごり
接着剤で電極
今日は 何日ですか
知らんよそんなもの 夏の暑い日さ
終わりました
どこもおかしくないですよ
ああそう
どうするのそれで
僕の脳みその断片は
わはは わはは
2018年8月8日水曜日
ちょっとだけ
涼しくなってきました
どうやら
すこし
おさまりそうな
猛暑
シートベルトの金具が
熱で痛い
車のボンネットに
バターを置いて
卵と焼きそばを置けば
お好み焼きができる
ような幻想が湧きます
普通ではない地球
夏休み
どうやら
すこし
おさまりそうな
猛暑
シートベルトの金具が
熱で痛い
車のボンネットに
バターを置いて
卵と焼きそばを置けば
お好み焼きができる
ような幻想が湧きます
普通ではない地球
夏休み
2018年8月5日日曜日
原爆
エノラゲイ
一発の爆弾を積んで
廣島に向かう
トルーマン大統領の演説
京都に落とそうとしたが
反対したと
京都は知的な街
日本は戦後
反アメリカの国になるから
軍事施設を叩く
それで京都は中止
廣島、小倉、熊本、東京、新潟、横浜、大阪
名古屋、長崎、川崎、神戸、京都、呉、下関、山口、福岡、佐世保
アメリカ の あちこち の 図書館に
日記が残っていた
あの暑い日の
原子爆弾
中学の同窓会
一人だけ残り
全員がなくなっていた
恐ろしい
一発の爆弾を積んで
廣島に向かう
トルーマン大統領の演説
京都に落とそうとしたが
反対したと
京都は知的な街
日本は戦後
反アメリカの国になるから
軍事施設を叩く
それで京都は中止
廣島、小倉、熊本、東京、新潟、横浜、大阪
名古屋、長崎、川崎、神戸、京都、呉、下関、山口、福岡、佐世保
アメリカ の あちこち の 図書館に
日記が残っていた
あの暑い日の
原子爆弾
中学の同窓会
一人だけ残り
全員がなくなっていた
恐ろしい
2018年8月2日木曜日
生まれて初めて
自分の脳みそを見た
CTという機械
横になって頭をこの黒いところに乗せて
その黒いものはどこ
その黒いものは自転車のサドルみたい
私の背中の下にある
係員は大きな声で
やや叱りながら
この場所に頭を置け
ハイと答えたが
靴は脱ぐのですか
そうです
手は腹の上 目を閉じて
それから 息は 止めるのですか
いいえ 普通に吸ってください
はい
それではすぐに 始めますよ
ああ始まったのだ
動かないで
ときおり不思議な音がする
ぴこぴこ
ああ私の頭は 輪切りに
すぐに終わる
診察室で見ると 私の目玉があった
これが私の 脳みそか
急に お腹がすいた
ようかんが食べたい
外は40度だった
CTという機械
横になって頭をこの黒いところに乗せて
その黒いものはどこ
その黒いものは自転車のサドルみたい
私の背中の下にある
係員は大きな声で
やや叱りながら
この場所に頭を置け
ハイと答えたが
靴は脱ぐのですか
そうです
手は腹の上 目を閉じて
それから 息は 止めるのですか
いいえ 普通に吸ってください
はい
それではすぐに 始めますよ
ああ始まったのだ
動かないで
ときおり不思議な音がする
ぴこぴこ
ああ私の頭は 輪切りに
すぐに終わる
診察室で見ると 私の目玉があった
これが私の 脳みそか
急に お腹がすいた
ようかんが食べたい
外は40度だった
2018年7月28日土曜日
日清 日露 大東亜
まだ定遠は
沈まずや
勇敢なる水兵
乃木大将の妻の悲劇
日本海海戦
上海事変
太平洋戦争
玉砕
特攻
廣島 長崎 原子爆弾の悲劇
空襲
戦争孤児
抜刀隊 226 515
軍閥
大政翼賛会
8月は
暑い
勝ってくるぞと勇ましく
死んで帰れと
妻や子が
日本の予科練
大学 理研
8月は暑い
沈まずや
勇敢なる水兵
乃木大将の妻の悲劇
日本海海戦
上海事変
太平洋戦争
玉砕
特攻
廣島 長崎 原子爆弾の悲劇
空襲
戦争孤児
抜刀隊 226 515
軍閥
大政翼賛会
8月は
暑い
勝ってくるぞと勇ましく
死んで帰れと
妻や子が
日本の予科練
大学 理研
8月は暑い
2018年7月14日土曜日
暑いが朝晩には
ふつうは
暑いけれど
朝には不意に秋の気配がとか
いうものだけど
何を言う
早見優
暑ですね暑いです
38度
車で出かけようとしたら
シートベルトの金具が
暑くて
持ちきれない
暑い
ハンドルがよろめいて
ふらふら
今日は朝から草むしり
5時からやりました
イラ虫も取りました
灯油をかけて
植木鉢で焼きました
しかし暑い暑い
イラ虫に罪はないが
焼殺す
祇園祭だあ ああああ
暑いけれど
朝には不意に秋の気配がとか
いうものだけど
何を言う
早見優
暑ですね暑いです
38度
車で出かけようとしたら
シートベルトの金具が
暑くて
持ちきれない
暑い
ハンドルがよろめいて
ふらふら
今日は朝から草むしり
5時からやりました
イラ虫も取りました
灯油をかけて
植木鉢で焼きました
しかし暑い暑い
イラ虫に罪はないが
焼殺す
祇園祭だあ ああああ
2018年7月8日日曜日
洪水
子供のころ
村の半鐘がなって
怖かった
カンカンカンカン
土手が切れるぞ
やがて道路が川になり
家の中に水が入ってきた
ちょろちょろと入ってくる
母が新聞紙を丸めて
隙間に詰めたりしていたが
父がバケツに赤土をもってきて
敷居にドバっとかけて
ちょろちょろは止まった
そのまま寝ようとすると
畳は箱の上に積んで
床板は外して
仏壇はきちんと閉められて
大きな板戸に囲まれて
猫もちゃっかり
二階にいた
蔵の二階に寝た
朝起きると田んぼの向こうに
牛が死んでいた
飼い主がのこぎりで切って
かついで帰った
学校は泥だらけで
ずっと休み
うれしかった
村の半鐘がなって
怖かった
カンカンカンカン
土手が切れるぞ
やがて道路が川になり
家の中に水が入ってきた
ちょろちょろと入ってくる
母が新聞紙を丸めて
隙間に詰めたりしていたが
父がバケツに赤土をもってきて
敷居にドバっとかけて
ちょろちょろは止まった
そのまま寝ようとすると
畳は箱の上に積んで
床板は外して
仏壇はきちんと閉められて
大きな板戸に囲まれて
猫もちゃっかり
二階にいた
蔵の二階に寝た
朝起きると田んぼの向こうに
牛が死んでいた
飼い主がのこぎりで切って
かついで帰った
学校は泥だらけで
ずっと休み
うれしかった
2018年6月27日水曜日
謎の電話
どこに住んでいる
やあ久しぶり
同窓会開こうと
実家に行って
お兄さんに逢って
電話番号教えてもらった
連絡くれ
オレオレ詐欺か
緊張した
50年前にサヨナラした
中学の時の友達 しかし
50年も前だ
それを突然引っ張り出す
のだから
どうやっていた
社会生活は その後
どうして 食いつないでいたか
なにしろ
エキサイトな 電話でした
やあ久しぶり
同窓会開こうと
実家に行って
お兄さんに逢って
電話番号教えてもらった
連絡くれ
オレオレ詐欺か
緊張した
50年前にサヨナラした
中学の時の友達 しかし
50年も前だ
それを突然引っ張り出す
のだから
どうやっていた
社会生活は その後
どうして 食いつないでいたか
なにしろ
エキサイトな 電話でした
2018年6月20日水曜日
地震はいやだ
どう考えても地震は
いやだ
先日
堆肥の箱
ふたを開けて
そこに
ヤモリの夫婦がいたのだ
しかし私は
そんなこと構わずに
ざらざらっと
板を移動して
彼らの寝室を揺さぶった
驚いただろう
気持ちよく将来構想を
語り合っていたのに
突然寝室が
揺れて壊れたのだ
それでお前
そうね子供たちの将来を第一に
もちろんさ
それが
がらがらっと崩れたのだ
だから地震は
本当に嫌だ
いやだ
先日
堆肥の箱
ふたを開けて
そこに
ヤモリの夫婦がいたのだ
しかし私は
そんなこと構わずに
ざらざらっと
板を移動して
彼らの寝室を揺さぶった
驚いただろう
気持ちよく将来構想を
語り合っていたのに
突然寝室が
揺れて壊れたのだ
それでお前
そうね子供たちの将来を第一に
もちろんさ
それが
がらがらっと崩れたのだ
だから地震は
本当に嫌だ
2018年6月9日土曜日
ランボー
フランスの詩人
「朝の思い」
夏の朝
四時
愛の睡気がなおも漂う木立の下
東天は吐き出している
楽しい夕べのかのかおり
(これは中原中也の訳)
ランボーはすごいな
吸い寄せられた新聞のコラム
その結末は
朝四時
亡くなった五歳の女の子の
起きる時刻だったと
虐待死したその記事に
ランボーの詩を重ね
私を吸い寄せた
この読売新聞の記者
なかなか
のものだ
「朝の思い」
夏の朝
四時
愛の睡気がなおも漂う木立の下
東天は吐き出している
楽しい夕べのかのかおり
(これは中原中也の訳)
ランボーはすごいな
吸い寄せられた新聞のコラム
その結末は
朝四時
亡くなった五歳の女の子の
起きる時刻だったと
虐待死したその記事に
ランボーの詩を重ね
私を吸い寄せた
この読売新聞の記者
なかなか
のものだ
2018年6月3日日曜日
毛虫
さざんかの葉の裏側に
また出たぞ毛虫
この前 薄い農薬かけた
効いてなかったのかな
よしそれなら
殺虫剤濃い目につくって
落ちてくる しかし
それは危険
ビニールの袋を敷いて30匹数えて
植木鉢に灯油数滴たらし
葉を集めて 燃やす
しかし火が消える マッチひと箱使う
へたくそだ
無人島なら死んでいるぞ
もう中止 シャワー浴びて
冷たいビールを飲む
32度の6月
また出たぞ毛虫
この前 薄い農薬かけた
効いてなかったのかな
よしそれなら
殺虫剤濃い目につくって
落ちてくる しかし
それは危険
ビニールの袋を敷いて30匹数えて
植木鉢に灯油数滴たらし
葉を集めて 燃やす
しかし火が消える マッチひと箱使う
へたくそだ
無人島なら死んでいるぞ
もう中止 シャワー浴びて
冷たいビールを飲む
32度の6月
2018年5月26日土曜日
偶然と
車が雪で傷ついて
塗りに行って代車が出て
それに乗らずに
我が家の軽に乗って
越前大野に出かけて
偶然ですが
そこでコーヒー飲んでいたら
携帯が鳴って
外へ出たら
10年前の友人と会い
話をして帰宅後
畑でとれたさやいんげんを
近所の女の子に届ける
これは去年の約束
なかなかいい日でした
塗りに行って代車が出て
それに乗らずに
我が家の軽に乗って
越前大野に出かけて
偶然ですが
そこでコーヒー飲んでいたら
携帯が鳴って
外へ出たら
10年前の友人と会い
話をして帰宅後
畑でとれたさやいんげんを
近所の女の子に届ける
これは去年の約束
なかなかいい日でした
2018年5月22日火曜日
駅前
駅前に行った
デパートや書店や県庁は変わっていない
電車がぐるっと回ってきたり
路地から路地に新しい店ができて
めん食らった
昔の友人と
焼きそば おでん 焼き鳥
サラダ 刺身 つくね
蛸 厚揚げ
あと意識不明
わからない
食べ過ぎて
翌日 調子が悪い
いい天気だった
デパートや書店や県庁は変わっていない
電車がぐるっと回ってきたり
路地から路地に新しい店ができて
めん食らった
昔の友人と
焼きそば おでん 焼き鳥
サラダ 刺身 つくね
蛸 厚揚げ
あと意識不明
わからない
食べ過ぎて
翌日 調子が悪い
いい天気だった
2018年5月19日土曜日
流しそうめんシステム
土曜日に
子供や孫が流しそうめんの装置を買ってきた
大変なことに
組み立てるのが意外と
難しい
水を入れて
そうめんを流して
循環させるのだ
その前に
そうめんのだし
ネギを用意して
孫はそうめんを次々に投げ入れ
私はせき止めて食うばかり
食って食って
せき止めると水があふれ
あたりはびちょびちょ
ようやく あきてきて
終わると
後始末
忙しい 腹がいっぱい
もう食べられない
そうめんの味なんて
まったくわからない
そんなことより
どういう風にしまっておくか
ぼやぼやしてると
6月がくるぞ
子供や孫が流しそうめんの装置を買ってきた
大変なことに
組み立てるのが意外と
難しい
水を入れて
そうめんを流して
循環させるのだ
その前に
そうめんのだし
ネギを用意して
孫はそうめんを次々に投げ入れ
私はせき止めて食うばかり
食って食って
せき止めると水があふれ
あたりはびちょびちょ
ようやく あきてきて
終わると
後始末
忙しい 腹がいっぱい
もう食べられない
そうめんの味なんて
まったくわからない
そんなことより
どういう風にしまっておくか
ぼやぼやしてると
6月がくるぞ
2018年5月6日日曜日
ゴールデンウイーク
甘長 ししとう きゅうり トマト
ゴーヤ バジル 畑に植えて
青じそ ネット張って 金槌で指叩いて
ネットに足を取られて ころんで
31度 暑い日
車庫の棚から降りるときに脚立から
足踏み外して地面に叩きつけられ
腰を強打して作業は中止
ちまき 柏餅 いただいて
焼酎も ビールも ウヲッカも
そばも 冷や麦も ペペロンチーノ
ラーメン 餃子 焼きめし 担々麺 赤ワイン
シャンパン スコッチ
庭で腐葉土の箱を ひっくり返して
虫やら いろいろ
連日 8時に眠って 朝4時に起きて
あられも降る 強風も 雨も
最後に「べにや」
いい旅館だった
ゴーヤ バジル 畑に植えて
青じそ ネット張って 金槌で指叩いて
ネットに足を取られて ころんで
31度 暑い日
車庫の棚から降りるときに脚立から
足踏み外して地面に叩きつけられ
腰を強打して作業は中止
ちまき 柏餅 いただいて
焼酎も ビールも ウヲッカも
そばも 冷や麦も ペペロンチーノ
ラーメン 餃子 焼きめし 担々麺 赤ワイン
シャンパン スコッチ
庭で腐葉土の箱を ひっくり返して
虫やら いろいろ
連日 8時に眠って 朝4時に起きて
あられも降る 強風も 雨も
最後に「べにや」
いい旅館だった
2018年4月29日日曜日
冬の後始末
とうとう夏のタイヤに
入替え
てもらった
恥ずかしい話だ
自分でジャッキを差し入れて
交換するのが
私のモットーだったのに
車を入れ替えた時
交換してあげるという契約
アメリカみたいな社会になっていて
腰も痛いから甘えることにして
コーヒ飲みながら貧乏なのにセレブのような
ついでに丸1年ぶりに図書館に
思ったより狭く 混んでいた
文献を借りてきた
雪で車は傷だらけ
直せば高額そうだった
帰りはエンジンが調子よく
知らないランプが点滅していた
私が下りてもランプは消えない
しかし私は知らない
私は畑に行く 草を採り
風呂に入り ビールを飲み
8時に寝るのだ
私は5月の薫風を待っている
こうして私は冬から夏の切り替えを
済ませる
入替え
てもらった
恥ずかしい話だ
自分でジャッキを差し入れて
交換するのが
私のモットーだったのに
車を入れ替えた時
交換してあげるという契約
アメリカみたいな社会になっていて
腰も痛いから甘えることにして
コーヒ飲みながら貧乏なのにセレブのような
ついでに丸1年ぶりに図書館に
思ったより狭く 混んでいた
文献を借りてきた
雪で車は傷だらけ
直せば高額そうだった
帰りはエンジンが調子よく
知らないランプが点滅していた
私が下りてもランプは消えない
しかし私は知らない
私は畑に行く 草を採り
風呂に入り ビールを飲み
8時に寝るのだ
私は5月の薫風を待っている
こうして私は冬から夏の切り替えを
済ませる
2018年4月24日火曜日
詩を
捨てたという友人が
送ってきた文は
やはり奥ゆかしさが消えていて
体当たりで
嫌な印象が残った
やっぱりどこか冷めていて
どこか燃えていて
人生の共感を
呼び起こす
モーツアルト レクイエムみたいな
まあ何となくわかってきたぞ
いぶし銀の
ワインのような
過去の思い出のような
しあわせな飛騨の山の
奥の村の
ほのぼのと
それでいて大きな
ケヤキのような
送ってきた文は
やはり奥ゆかしさが消えていて
体当たりで
嫌な印象が残った
やっぱりどこか冷めていて
どこか燃えていて
人生の共感を
呼び起こす
モーツアルト レクイエムみたいな
まあ何となくわかってきたぞ
いぶし銀の
ワインのような
過去の思い出のような
しあわせな飛騨の山の
奥の村の
ほのぼのと
それでいて大きな
ケヤキのような
2018年4月23日月曜日
優雅な休日
土曜日は朝から
親戚の子供が生まれて100日の
宮参り
我が家は大騒ぎ
その夜は音楽会
マリンバが新鮮だった
幻想的な夜だ
翌日は
朝5時から畑を耕して
鍬を備中とともに水につけて
植木鉢をいろいろと入れ替えたり
豆のネットをうまく張って
草を採って
午後には美術館で
ノルマンデイの農村風景 よかった
親戚の子供が生まれて100日の
宮参り
我が家は大騒ぎ
その夜は音楽会
マリンバが新鮮だった
幻想的な夜だ
翌日は
朝5時から畑を耕して
鍬を備中とともに水につけて
植木鉢をいろいろと入れ替えたり
豆のネットをうまく張って
草を採って
午後には美術館で
ノルマンデイの農村風景 よかった
2018年4月15日日曜日
クレマチス
昨日
植え替えたクレマチス
ぐったりして
かわいそうなので
新しいクレマチス
探しに行って
おしゃれな花屋
見つけて
クレマチスの安いの
探して
あちこち うろうろ
するとあまり流行っていない
植木屋の店先に
あった あった ありました
それは
昨年買った店
昨年買った種類
案の定
家に帰って 鉢をほどくと
丸まっている根っこ
自由にしてやりたい
みるみる時間は過ぎ
もう夜の7時になって
楽しい休日はおわり
植え替えたクレマチス
ぐったりして
かわいそうなので
新しいクレマチス
探しに行って
おしゃれな花屋
見つけて
クレマチスの安いの
探して
あちこち うろうろ
するとあまり流行っていない
植木屋の店先に
あった あった ありました
それは
昨年買った店
昨年買った種類
案の定
家に帰って 鉢をほどくと
丸まっている根っこ
自由にしてやりたい
みるみる時間は過ぎ
もう夜の7時になって
楽しい休日はおわり
2018年4月14日土曜日
雨になる前に
エンドウ豆が大きく育って
早くネットを張って
蔓が伸びてきたぞ
というわけで
朝5時に起きて
支柱を取り出すが
隣近所はまだ眠っている
支柱は隣家のそばに格納されている
やっぱり
カタカタという
そおっと
並べて3本を連結して
柱を4本
ネットを張って
ハイ7時だった
アメリカでは野球が燃えている
朝飯を食った
これが朝飯前というものか
エンドウは早速蔓をまきつけて
風に吹かれている
ああ 5月には
ししとう きゅうり なす ピーマン 甘長
唐辛子 鷹の爪
植えるのだ
5月の空が 待ち遠しい
早くネットを張って
蔓が伸びてきたぞ
というわけで
朝5時に起きて
支柱を取り出すが
隣近所はまだ眠っている
支柱は隣家のそばに格納されている
やっぱり
カタカタという
そおっと
並べて3本を連結して
柱を4本
ネットを張って
ハイ7時だった
アメリカでは野球が燃えている
朝飯を食った
これが朝飯前というものか
エンドウは早速蔓をまきつけて
風に吹かれている
ああ 5月には
ししとう きゅうり なす ピーマン 甘長
唐辛子 鷹の爪
植えるのだ
5月の空が 待ち遠しい
2018年4月10日火曜日
冬タイヤ
いろいろと
忙しい毎日で
冬タイヤを交換していない
4月の9日になって
桜が散っても
大野に雪が降った
ほうらみろ
だから交換は
梅雨まで待たねば
本物ではない
梅雨なら雨で
雪は消えるだろうから
こういう話を おおきな声で
叫びたい
のですが
忙しい毎日で
冬タイヤを交換していない
4月の9日になって
桜が散っても
大野に雪が降った
ほうらみろ
だから交換は
梅雨まで待たねば
本物ではない
梅雨なら雨で
雪は消えるだろうから
こういう話を おおきな声で
叫びたい
のですが
2018年4月1日日曜日
四月
四月は残酷な月だ
有名な言葉
ああ
四月がやってきた
試験
入学
新入生
新入り
それですぐに次の
新入りが育っているのに
おお
四月だ 漢字で 四月
誰が 4月を
スタートの 月に したのか
せめて7月とか 10月
できなかったのか
まあいいや
みんなあちこちで
苦労が始まる
今日から4月だあ
桜が咲いている
桜の木の下には
○○が埋まっている
有名な言葉
ああ
四月がやってきた
試験
入学
新入生
新入り
それですぐに次の
新入りが育っているのに
おお
四月だ 漢字で 四月
誰が 4月を
スタートの 月に したのか
せめて7月とか 10月
できなかったのか
まあいいや
みんなあちこちで
苦労が始まる
今日から4月だあ
桜が咲いている
桜の木の下には
○○が埋まっている
2018年3月25日日曜日
久しぶりに
いい天気で
風は少し冷たく
車のエアコン付けたり消したり
世間と違って 機嫌もよく
ラーメンとカレーに迷って
まあ楽しく 孫とドライブした
しかし 嫌なことが起きた
まず大きな書店に行き
並んでいる ほとんど全部を 読んでいない
ことに気が付いた
CDはカラヤンとベーム
ウイーン・フイル
モーツアルト・レクイエム
ショパン・夜想曲
ビートルズ
他は知らないのだ
私のこれまでは
一体何だったか
孫がぐずるので
じじいは当たり散らした
不意を突かれて 孫もあばれる
外は春なのに
どうして こんなに 私は わがまま
嫌になった
カント ヘーゲル エリオット ランボー
織田作之助 懐かしいな
風は少し冷たく
車のエアコン付けたり消したり
世間と違って 機嫌もよく
ラーメンとカレーに迷って
まあ楽しく 孫とドライブした
しかし 嫌なことが起きた
まず大きな書店に行き
並んでいる ほとんど全部を 読んでいない
ことに気が付いた
CDはカラヤンとベーム
ウイーン・フイル
モーツアルト・レクイエム
ショパン・夜想曲
ビートルズ
他は知らないのだ
私のこれまでは
一体何だったか
孫がぐずるので
じじいは当たり散らした
不意を突かれて 孫もあばれる
外は春なのに
どうして こんなに 私は わがまま
嫌になった
カント ヘーゲル エリオット ランボー
織田作之助 懐かしいな
2018年3月17日土曜日
風景
子供の頃
夕方
村から街への境の
小さな川まで
歩くのが好きだった
小学生の頃
土曜日の夕方
夕日を見ながら
歩いて
帰ってくると
おおきな鍋に
おでんが煮えていて
ちくわが好きだった
さあさ 早く お風呂に入って
母さんがいい匂いのタオルを
肩に ああ今から思えば
幸せな時間
テレビは鉄腕アトムだったか
ちろりん村とクルミの木 だったか
あの時の気持ちを
維持しようと思う
社会や地位や理論や
あいつはできる あいつは賢い
ねたみ そねみ 金持ち 貧乏
うらやむ 勝ち 負け 大きな家
頭を下げる 謝る 病気 心の病
全部 関係なく
あるいていきたい
猫がいびきをかいて 眠っている
夕日を浴びていると そう思う
夕方
村から街への境の
小さな川まで
歩くのが好きだった
小学生の頃
土曜日の夕方
夕日を見ながら
歩いて
帰ってくると
おおきな鍋に
おでんが煮えていて
ちくわが好きだった
さあさ 早く お風呂に入って
母さんがいい匂いのタオルを
肩に ああ今から思えば
幸せな時間
テレビは鉄腕アトムだったか
ちろりん村とクルミの木 だったか
あの時の気持ちを
維持しようと思う
社会や地位や理論や
あいつはできる あいつは賢い
ねたみ そねみ 金持ち 貧乏
うらやむ 勝ち 負け 大きな家
頭を下げる 謝る 病気 心の病
全部 関係なく
あるいていきたい
猫がいびきをかいて 眠っている
夕日を浴びていると そう思う
2018年3月15日木曜日
気温
人間は
体温が大事
気温がちょうど良いと
気持ちもよくなって
山の近くに住んでいる人
くるまのエンジンン
の下に
もぐりこんでいる
ウサギを見たことがある
らしい
私も配電盤に
ネズミが入っていて
ミイラになっていた
電気の熱で冬を越す
電気工事の人は
どこの家でもネズミは
配電盤にいると
感電するのに
温かいからなあ
つぶやいていた
春だ
春だ
体温が大事
気温がちょうど良いと
気持ちもよくなって
山の近くに住んでいる人
くるまのエンジンン
の下に
もぐりこんでいる
ウサギを見たことがある
らしい
私も配電盤に
ネズミが入っていて
ミイラになっていた
電気の熱で冬を越す
電気工事の人は
どこの家でもネズミは
配電盤にいると
感電するのに
温かいからなあ
つぶやいていた
春だ
春だ
2018年3月9日金曜日
仕事で
責任を感じて
自死するニュースが流れ
暗澹たる
いやな気持
そういえば
昔
命を絶った人
知りませんでは通らない
遺された家族
このようなこと
いつまで続くのか
かわいそうに
本当にかわいそうな人
自死するニュースが流れ
暗澹たる
いやな気持
そういえば
昔
命を絶った人
知りませんでは通らない
遺された家族
このようなこと
いつまで続くのか
かわいそうに
本当にかわいそうな人
2018年3月6日火曜日
春が来て
暖かな日が来て
寒くなり
雪が消えて
大雨になり
どうすればいいのか
雪で
亡くなった人や
コンビニの経営に苦労した
人たち
それで歌謡曲は
春のうららの墨田川と
ヒトラーもゲッペルスも
歩兵の本領
露営の歌
抜刀隊
西郷も
ひどい冬で
錆止めを買いに行く夢
その塗料は
自分を少しだけ前進させる
きがする
寒くなり
雪が消えて
大雨になり
どうすればいいのか
雪で
亡くなった人や
コンビニの経営に苦労した
人たち
それで歌謡曲は
春のうららの墨田川と
ヒトラーもゲッペルスも
歩兵の本領
露営の歌
抜刀隊
西郷も
ひどい冬で
錆止めを買いに行く夢
その塗料は
自分を少しだけ前進させる
きがする
2018年3月1日木曜日
不幸な出来事
風呂に入っていたら
緊急電話で
親戚が危篤
あわてて病院へ
倒れた男の息子夫婦は海外旅行中
男の妻は県外で急に帰れない
しかも列車が鹿をはねて
停止中
あたりに誰もいない
てんてこ舞い
携帯電話は便利だ
海外から連絡が入ってくる
やれやれ人工呼吸器で
何とか維持
外は嵐
しかし
結局
還らないことになって
通夜、葬儀
あわただしい3月になって
緊急電話で
親戚が危篤
あわてて病院へ
倒れた男の息子夫婦は海外旅行中
男の妻は県外で急に帰れない
しかも列車が鹿をはねて
停止中
あたりに誰もいない
てんてこ舞い
携帯電話は便利だ
海外から連絡が入ってくる
やれやれ人工呼吸器で
何とか維持
外は嵐
しかし
結局
還らないことになって
通夜、葬儀
あわただしい3月になって
2018年2月25日日曜日
雪が解けて
雨が降って
雪も消えてきた
雪の下から
無残やな
南天が折れていた
難を転ずると父母が植えていった
赤南天
少しは残っているが
この災難を
一人で引き受けたのか
丁寧に扱った
ありがとうね
なんとか元気になりました
雪も消えてきた
雪の下から
無残やな
南天が折れていた
難を転ずると父母が植えていった
赤南天
少しは残っているが
この災難を
一人で引き受けたのか
丁寧に扱った
ありがとうね
なんとか元気になりました
2018年2月17日土曜日
まいった
重い雪と白い雪
顔は焼けて 南極探検隊みたいになって
救急車は通れず
足は腫れて紫色
雪の中でくじいた
ひどい雪だった
音もなく
しんしんしんしん
本当に静かにやってくる
怖いものだ
晴れると みるみる溶けて
小さくなっている
私が最高に興奮したのは
お風呂に入って そのお湯を融雪にと
ひらめき
お湯を車庫の前に運び
何度も撒いた
湯上りとはいえ雪の中で
バケツにお湯を汲んで
まいたまいた ひえた ひえた
翌日撒いた分だけ凍り付いていた
風邪をひかない分 まだましだ よかったと
笑い話になったが
風呂のお湯捨てないで
融雪に使うことを
真剣に考えながら 寝た
顔は焼けて 南極探検隊みたいになって
救急車は通れず
足は腫れて紫色
雪の中でくじいた
ひどい雪だった
音もなく
しんしんしんしん
本当に静かにやってくる
怖いものだ
晴れると みるみる溶けて
小さくなっている
私が最高に興奮したのは
お風呂に入って そのお湯を融雪にと
ひらめき
お湯を車庫の前に運び
何度も撒いた
湯上りとはいえ雪の中で
バケツにお湯を汲んで
まいたまいた ひえた ひえた
翌日撒いた分だけ凍り付いていた
風邪をひかない分 まだましだ よかったと
笑い話になったが
風呂のお湯捨てないで
融雪に使うことを
真剣に考えながら 寝た
2018年2月6日火曜日
豪雪
37年ぶり
豪雪
この前30歳だった
当時は大屋根に上がって 雪を降ろした
今回とうとう 屋根に上がって
ただ低いほうですが やりました
雪がどどどど
と落ちるのに
今回は音がしない
それは ふかふか だから
気温が低いのだ
金沢は30センチ
福井は 1メータ37センチなのに
どうしてNHKは
雪のない金沢を優先するのか
10時間もトラックが立ち往生している福井県内
この現実
東京は どうしてこういう風に仕立てるのだろうか
実は 滋賀のほうが 料理はおいしい
だけど 京都が先
のような
要するに見栄えがよければ
予算が付くのか
豪雪
この前30歳だった
当時は大屋根に上がって 雪を降ろした
今回とうとう 屋根に上がって
ただ低いほうですが やりました
雪がどどどど
と落ちるのに
今回は音がしない
それは ふかふか だから
気温が低いのだ
金沢は30センチ
福井は 1メータ37センチなのに
どうしてNHKは
雪のない金沢を優先するのか
10時間もトラックが立ち往生している福井県内
この現実
東京は どうしてこういう風に仕立てるのだろうか
実は 滋賀のほうが 料理はおいしい
だけど 京都が先
のような
要するに見栄えがよければ
予算が付くのか
2018年2月2日金曜日
寒い冬
長い寒い冬です
田舎の家は寒いだろうな
犬も外で
都会の家は暖かだろうな
犬も家の中で
だけど
田舎の家では子供たちが
布団にくるまって笑っている
都会の家では
子供たちが ひねくれて
帰ってこない
しかし それは どこも同じ
どこも同じ 寒い冬
朝まで みんなが幸せに
眠る冬
でありますように
田舎の家は寒いだろうな
犬も外で
都会の家は暖かだろうな
犬も家の中で
だけど
田舎の家では子供たちが
布団にくるまって笑っている
都会の家では
子供たちが ひねくれて
帰ってこない
しかし それは どこも同じ
どこも同じ 寒い冬
朝まで みんなが幸せに
眠る冬
でありますように
2018年1月28日日曜日
灯油を買いに行く
給油口は二つ
一つは老人4缶
その裏側は若い人2缶
もちろん若い人につく
すると老人は終わりかけ
迷ったが若いほうに
きっと釣銭でもたつく だろう
若いほうにつく
すると 若いほうは 1缶追加
あれええ
まあ いいや
案の定 老人は手袋を脱いで
雪の中に釣銭を落とし
ほうら見ろ やっぱり私は 正しい力あり
すると後ろからすごい怒鳴り声
おいどちらにつくんだ
あわてて振り返ると 後ろの奥さんが
後ろの じじいに怒鳴られている
奥さんは悩んでいた
私の後ろにつくか それとも あの釣銭のじいさんに か
奥さんは反撃した
どちらにしてもあなたの番ではないでしょう
なるほど
私は若い人の後で そそくさと仕事を終えて
車に飛び乗り家について
トランクが開いているのに気が付いた
人生は弱肉強食だ
一つは老人4缶
その裏側は若い人2缶
もちろん若い人につく
すると老人は終わりかけ
迷ったが若いほうに
きっと釣銭でもたつく だろう
若いほうにつく
すると 若いほうは 1缶追加
あれええ
まあ いいや
案の定 老人は手袋を脱いで
雪の中に釣銭を落とし
ほうら見ろ やっぱり私は 正しい力あり
すると後ろからすごい怒鳴り声
おいどちらにつくんだ
あわてて振り返ると 後ろの奥さんが
後ろの じじいに怒鳴られている
奥さんは悩んでいた
私の後ろにつくか それとも あの釣銭のじいさんに か
奥さんは反撃した
どちらにしてもあなたの番ではないでしょう
なるほど
私は若い人の後で そそくさと仕事を終えて
車に飛び乗り家について
トランクが開いているのに気が付いた
人生は弱肉強食だ
2018年1月24日水曜日
整形外科へ行く
腰をひねって痛くてたまらない
座っていても立っていても
いてもたっても
いられないから
整形外科へ行って
受付に行く
問診票に書く
36年前に
ぎっくり腰をやりました
そのあと
マスクの女性が近くに寄ってきた
腰が痛いのね って
聞いてきたので
知り合いかなと思って
そうなんよ
とういうと
あの場所でレントゲンを
といわれ
係員だった
全然知らない人だ
それから時間がたって
はい薬を出します
女医さんであった
背中をどつかれたが痛くない
ただ会計のときは なぜか
痛かった
ペタンと張って 痛み止め飲んで
寝ながら書いている
これを
座っていても立っていても
いてもたっても
いられないから
整形外科へ行って
受付に行く
問診票に書く
36年前に
ぎっくり腰をやりました
そのあと
マスクの女性が近くに寄ってきた
腰が痛いのね って
聞いてきたので
知り合いかなと思って
そうなんよ
とういうと
あの場所でレントゲンを
といわれ
係員だった
全然知らない人だ
それから時間がたって
はい薬を出します
女医さんであった
背中をどつかれたが痛くない
ただ会計のときは なぜか
痛かった
ペタンと張って 痛み止め飲んで
寝ながら書いている
これを
2018年1月20日土曜日
雪で けんか は
するなと昔の人は
言いました
しかし 腹が立ってしまった
けれど
翌日雨が降って
春先のような気温になって
屋根の雪も跡形なく
車庫の前も
何にもなくて
腰の痛いのと
自治体の除雪費用
数億円支出が
残されて
鳥は跳び
庭木も元通り
雪でけんかはするな
昔の人は偉い
言いました
しかし 腹が立ってしまった
けれど
翌日雨が降って
春先のような気温になって
屋根の雪も跡形なく
車庫の前も
何にもなくて
腰の痛いのと
自治体の除雪費用
数億円支出が
残されて
鳥は跳び
庭木も元通り
雪でけんかはするな
昔の人は偉い
2018年1月16日火曜日
除雪
56豪雪
あのときは20日間ぶっ通しで
屋根にも上り道路を除雪して
仕事場に行って
10時間は雪と戦った
1月の21日に入院した
ぎっくり腰で担がれて
その時に背負ってくれた
吉村さんも落合さんも
亡くなった
しかしあのころは
雪と戦う 張りつめた 強い力があった
鎖を巻いて
どんな雪でも独りで 路地に入っていった
だけどいまは 除雪車も 本気ではない
うわべだけをさらっとなぞっている
やる気がない
第一あちこちで怒鳴りあう
星野監督のような人が いない
あのときは20日間ぶっ通しで
屋根にも上り道路を除雪して
仕事場に行って
10時間は雪と戦った
1月の21日に入院した
ぎっくり腰で担がれて
その時に背負ってくれた
吉村さんも落合さんも
亡くなった
しかしあのころは
雪と戦う 張りつめた 強い力があった
鎖を巻いて
どんな雪でも独りで 路地に入っていった
だけどいまは 除雪車も 本気ではない
うわべだけをさらっとなぞっている
やる気がない
第一あちこちで怒鳴りあう
星野監督のような人が いない
2018年1月15日月曜日
18歳のころの友人
急に電話が鳴って
大阪で会いませんか
あいにく
仕事で残念です
今度
休みに会いたいものです
その時
提案というか
アドバイスというか
このブログの背景が
図書をモチーフにしている
だから
文字が見にくい
という率直なご意見を
いただいた
60にして耳順う
機会があったら
塗り替えようと思います
率直な意見
ありがたいなあ
大阪で会いませんか
あいにく
仕事で残念です
今度
休みに会いたいものです
その時
提案というか
アドバイスというか
このブログの背景が
図書をモチーフにしている
だから
文字が見にくい
という率直なご意見を
いただいた
60にして耳順う
機会があったら
塗り替えようと思います
率直な意見
ありがたいなあ
2018年1月13日土曜日
雪が
降って
真っ白
でこぼこの道
どうして進まないのか
20分の道を
2時間かかった
右折の信号は2秒
1台も動かない
だから
200メートルを1時間かかった
除雪車どこだ パトカーはどこだ
150件の110番があったそうだ
雪が降ると 体当たり
慣れているはずなのに
どうして混乱するのかな
雪ぐらいなんだ
雪の重さ
ああ なんて ひどい
だけど 真っ白
真っ白
でこぼこの道
どうして進まないのか
20分の道を
2時間かかった
右折の信号は2秒
1台も動かない
だから
200メートルを1時間かかった
除雪車どこだ パトカーはどこだ
150件の110番があったそうだ
雪が降ると 体当たり
慣れているはずなのに
どうして混乱するのかな
雪ぐらいなんだ
雪の重さ
ああ なんて ひどい
だけど 真っ白
2018年1月11日木曜日
続 席を譲ること
稲荷さんへ行く奈良線のなかで
アジアの人に
席を譲られて
たじろいだ私は
たとえばパリの地下鉄で
フランスの老人に席を
譲るだろうか
比較文化社会論
なのか
それとも
文化人類学なのか
エゴイズムの
いや
公徳心の問題
島国の狭さ
しかしみんな伏見稲荷で降りて
手を合わせて拝んでいる
だからお稲荷さんは
偉いんだなあ
まてよ
車で到達できず再度
電車で参拝する私らのために
お稲荷さんが迎えてくれたのかもしれない
するとあの人たちは
神様の使者なのか
だから私との会話は
不要だったのか
今年はいいことがありそう
でっせ
アジアの人に
席を譲られて
たじろいだ私は
たとえばパリの地下鉄で
フランスの老人に席を
譲るだろうか
比較文化社会論
なのか
それとも
文化人類学なのか
エゴイズムの
いや
公徳心の問題
島国の狭さ
しかしみんな伏見稲荷で降りて
手を合わせて拝んでいる
だからお稲荷さんは
偉いんだなあ
まてよ
車で到達できず再度
電車で参拝する私らのために
お稲荷さんが迎えてくれたのかもしれない
するとあの人たちは
神様の使者なのか
だから私との会話は
不要だったのか
今年はいいことがありそう
でっせ
2018年1月7日日曜日
初めての出来事
新年の初詣りに
恒例の
京都伏見稲荷へ行く
しかし今年は
まったく車が進まない
長いこと辛抱して
しかしダメだったので
京都駅まで引き返し
電車で再度挑戦した
電車は10番線で込み合っていた
すると東福寺駅のあたりで
なにやら声がして
私を触る
亜細亜人のグループがしきりに
ここに座れと
席を譲る
4人掛けで全員立って
しきりに座れ座れという
私はありがたいが次で降りるから
まあご放念くださいと言おうと思うが
うまく言えない
後ろの人にどうですかという
しかしみんな沈黙の視線
どうやら周りはみんな外国の人
老人に席を譲るのは
あたりまえ
という感じ
こちらが断ったため白けてしまって
参った参ったと喜んでいる
こんなとき
サンキュー私は立っているのがすきで
という言い方をしたらと考えていたら
電車は稲荷駅につぃた のだ
ああなんと閉鎖的な
田舎者の私であることよ
こんなことで
どうやって人類
みな兄弟といえようか
そんなことより
私は じじいに見えたのだ
私はつい先日まで
19歳だったのに
後期高齢者なのか
恒例の
京都伏見稲荷へ行く
しかし今年は
まったく車が進まない
長いこと辛抱して
しかしダメだったので
京都駅まで引き返し
電車で再度挑戦した
電車は10番線で込み合っていた
すると東福寺駅のあたりで
なにやら声がして
私を触る
亜細亜人のグループがしきりに
ここに座れと
席を譲る
4人掛けで全員立って
しきりに座れ座れという
私はありがたいが次で降りるから
まあご放念くださいと言おうと思うが
うまく言えない
後ろの人にどうですかという
しかしみんな沈黙の視線
どうやら周りはみんな外国の人
老人に席を譲るのは
あたりまえ
という感じ
こちらが断ったため白けてしまって
参った参ったと喜んでいる
こんなとき
サンキュー私は立っているのがすきで
という言い方をしたらと考えていたら
電車は稲荷駅につぃた のだ
ああなんと閉鎖的な
田舎者の私であることよ
こんなことで
どうやって人類
みな兄弟といえようか
そんなことより
私は じじいに見えたのだ
私はつい先日まで
19歳だったのに
後期高齢者なのか
2018年1月5日金曜日
今年は
なんだか普段の生活に
うまく入っていけそう
お正月に食べすぎとか
夜更かしとか
テレビにべったりとか
あまり
耽溺しなかった
ことがよかった
そういうことか
正月が
大人の正月になったのか
大人の正月は
もっともっとすごい
はずだ けど
うまく入っていけそう
お正月に食べすぎとか
夜更かしとか
テレビにべったりとか
あまり
耽溺しなかった
ことがよかった
そういうことか
正月が
大人の正月になったのか
大人の正月は
もっともっとすごい
はずだ けど
2018年1月2日火曜日
神棚
お正月になると
床の間やら
神棚に鏡餅を供えて
玄関も飾って
昔の僕の家には
井戸の神様
蔵の神様
おくどさん
竈のかみさん
ご不浄の神さん
それぞれにお札があり
お餅、みかん、裏白 がまつられてあった
着物を着た
いつもと違う表情の祖父や祖母
父や母が足袋をはいて
かしこまって
息子の僕にまで
あけましておめでとうございます
というので
そういう日なのか
と毎年少しづつ
慣れていった
ことを思い出す
もちろんテレビなどはなかったから
午後になると
白い雪が積もって
寂しかった
床の間やら
神棚に鏡餅を供えて
玄関も飾って
昔の僕の家には
井戸の神様
蔵の神様
おくどさん
竈のかみさん
ご不浄の神さん
それぞれにお札があり
お餅、みかん、裏白 がまつられてあった
着物を着た
いつもと違う表情の祖父や祖母
父や母が足袋をはいて
かしこまって
息子の僕にまで
あけましておめでとうございます
というので
そういう日なのか
と毎年少しづつ
慣れていった
ことを思い出す
もちろんテレビなどはなかったから
午後になると
白い雪が積もって
寂しかった
2018年1月1日月曜日
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