黄色の花束を贈って
別れる
春の別れ
涙と
ほろ苦い記憶
振り返れば楽しかったことばかり
いろんなことが起き
あわてて走り回って
楽しかった
そういう思い出しか
浮かばないことも幸せ
準備をしない挨拶を交わしながら
人は別れていく
手を振って
別れていく
さようならと告げて
2015年3月31日火曜日
2015年3月30日月曜日
3月も
いよいよ明日で3月が終わり
新年度がやってくる
今日は80歳になる白髪の
老教授が訪ねてこられ
20年前の話
驚いたのは
その昔 民宿を紹介した
おいしい魚、カニを食べたい
まるで昨日のように鮮明で
こちらが忘れていたのだった
元気が一番
飲んだら暖かくして眠ること
寒い夜に寒い部屋に
帰っても良くない
朝温泉に入って
ゆっくり帰ってくれば良い
なるほど
いいことをおっしゃる
新年度がやってくる
今日は80歳になる白髪の
老教授が訪ねてこられ
20年前の話
驚いたのは
その昔 民宿を紹介した
おいしい魚、カニを食べたい
まるで昨日のように鮮明で
こちらが忘れていたのだった
元気が一番
飲んだら暖かくして眠ること
寒い夜に寒い部屋に
帰っても良くない
朝温泉に入って
ゆっくり帰ってくれば良い
なるほど
いいことをおっしゃる
2015年3月29日日曜日
タイヤとジャガイモ
きのうはよい天気だったが
他にすることが山ほどあり
今日は朝から2台
冬タイヤから夏タイヤへの
交換
最初のボルトがさびていて
きいきいときしむ
きい きい きい きい
近所の寝ている人たち
怒っているだろう
なんでこんなに錆びて
回らなくなったのか
2時間もかかってしまったが
選挙カーが回ってきて
音は今のうちだと
思いっきりまわしてぎいぎい
外れた
午後は先週の日曜に耕し
畝をつくり、肥料を撒いたアマチュア畑
に灰をまぶしたジャガイモを植えた
せまい庭にジャガイモ植えて
戦時中の食糧増産を想像してみた
あくまでも想像です
誤解のないように
すると雨が降ってきた
これで水やりは省略です
他にすることが山ほどあり
今日は朝から2台
冬タイヤから夏タイヤへの
交換
最初のボルトがさびていて
きいきいときしむ
きい きい きい きい
近所の寝ている人たち
怒っているだろう
なんでこんなに錆びて
回らなくなったのか
2時間もかかってしまったが
選挙カーが回ってきて
音は今のうちだと
思いっきりまわしてぎいぎい
外れた
午後は先週の日曜に耕し
畝をつくり、肥料を撒いたアマチュア畑
に灰をまぶしたジャガイモを植えた
せまい庭にジャガイモ植えて
戦時中の食糧増産を想像してみた
あくまでも想像です
誤解のないように
すると雨が降ってきた
これで水やりは省略です
2015年3月28日土曜日
マッサン
私の係長は「まっさん」だった
同じ年であったから親しみを感じていた
しかし上司は愛称で呼べない
係長と呼んでいた
まっさんの上司は
「まっさん」と呼び、いつも人気者だった
「まっさん」は仏(ほとけ)の○○と呼ばれ
温厚でやさしく、大きな声を出さない
理想的な上司だった
その後に仕えた上司と比べると
数人を除いて
ほとんどが威張りんぼう
だった気がする
私のような変な男でも
自分が偉くなったような気がして
威張り散らしたことがある
抵抗できない弱い人たちを標的にして
まわりの空気を壊したこと
恥じている
ところが最近
怒る人も、優しくふるまう人も
持っているエネルギーは一緒ではないか
と
周囲に笑いを撒く人は
自分の腹の中に怒りをためているかもしれない
怒りを振り撒く人は
腹の中に小さなユーモアを隠し持って
いるかもしれない
みな照れ隠しで
表に出すときの選択次第ではないか
怒りのほうが素直で
優しさは我慢で
優しいほうが大変なのだ
だから 怒ってばかりいる上司の方が
本当はかわいらしい上司なのだと
怒っていた上司を思い出している
春の宵であります
私も年をとったものだ
同じ年であったから親しみを感じていた
しかし上司は愛称で呼べない
係長と呼んでいた
まっさんの上司は
「まっさん」と呼び、いつも人気者だった
「まっさん」は仏(ほとけ)の○○と呼ばれ
温厚でやさしく、大きな声を出さない
理想的な上司だった
その後に仕えた上司と比べると
数人を除いて
ほとんどが威張りんぼう
だった気がする
私のような変な男でも
自分が偉くなったような気がして
威張り散らしたことがある
抵抗できない弱い人たちを標的にして
まわりの空気を壊したこと
恥じている
ところが最近
怒る人も、優しくふるまう人も
持っているエネルギーは一緒ではないか
と
周囲に笑いを撒く人は
自分の腹の中に怒りをためているかもしれない
怒りを振り撒く人は
腹の中に小さなユーモアを隠し持って
いるかもしれない
みな照れ隠しで
表に出すときの選択次第ではないか
怒りのほうが素直で
優しさは我慢で
優しいほうが大変なのだ
だから 怒ってばかりいる上司の方が
本当はかわいらしい上司なのだと
怒っていた上司を思い出している
春の宵であります
私も年をとったものだ
2015年3月27日金曜日
トルストイ
アンナカレニーナも魅力的だが
アンドレ・ボルコンスキー公爵
私は好きだった
なかなか格好良かった
むしろピエールよりも好きだった
戦争と平和
ナターシャ
ナポレオンとクツーゾフ将軍
冬の恐ろしい戦争
人間はなぜ戦争をするのか
昨日
硫黄島に住んでいた人々が再開したニュース
栗林中将の硫黄島
決戦に備えて16歳以上の男子は島に残り
姉たちは本土に帰ったという
アッツもキスカも餓島もペリリュー島もフイリッピンも
インパール 沖縄 サイパン
どの場所も不慣れな場所
潜水艦に乗っていた伯父も還ってこなかった
余談ながら
ビットリオ・デ・シーカの戦争映画「ひまわり」
リュドミラ・サベーリエワが良かった
アンドレ・ボルコンスキー公爵
私は好きだった
なかなか格好良かった
むしろピエールよりも好きだった
戦争と平和
ナターシャ
ナポレオンとクツーゾフ将軍
冬の恐ろしい戦争
人間はなぜ戦争をするのか
昨日
硫黄島に住んでいた人々が再開したニュース
栗林中将の硫黄島
決戦に備えて16歳以上の男子は島に残り
姉たちは本土に帰ったという
アッツもキスカも餓島もペリリュー島もフイリッピンも
インパール 沖縄 サイパン
どの場所も不慣れな場所
潜水艦に乗っていた伯父も還ってこなかった
余談ながら
ビットリオ・デ・シーカの戦争映画「ひまわり」
リュドミラ・サベーリエワが良かった
2015年3月26日木曜日
伐られる木
すごい音がバリバリと響いて
木が倒れ
みるみる丸太の束ができる
今日で30年ほど生きてきた木が
エンジンのこぎりで伐り倒された
春だというのに悲惨なこと
雪の重みで枝が折れて
みっともなかったが
ここまでやられるとは思わなんだ
仕方ないか
木も古くなって邪魔になれば
次の世代に切られる
そうさ邪魔になるから
これまで守ってきた傲慢な自分の考え
誰も寄せ付けなかった放埓や わがまま
知らぬ間に覚えた身のこなし
ああ気持ち悪い
それらを
すっぱり切って丸太を縦に
割って乾かして燃やして
そうだそうだ
若い人たちはその火に手あぶりで
暖かな未来を想像すればよい
笑って笑い転げて
朝まで楽しく飲めばよい
私もそうしてきたのだ
木が倒れ
みるみる丸太の束ができる
今日で30年ほど生きてきた木が
エンジンのこぎりで伐り倒された
春だというのに悲惨なこと
雪の重みで枝が折れて
みっともなかったが
ここまでやられるとは思わなんだ
仕方ないか
木も古くなって邪魔になれば
次の世代に切られる
そうさ邪魔になるから
これまで守ってきた傲慢な自分の考え
誰も寄せ付けなかった放埓や わがまま
知らぬ間に覚えた身のこなし
ああ気持ち悪い
それらを
すっぱり切って丸太を縦に
割って乾かして燃やして
そうだそうだ
若い人たちはその火に手あぶりで
暖かな未来を想像すればよい
笑って笑い転げて
朝まで楽しく飲めばよい
私もそうしてきたのだ
2015年3月25日水曜日
凍っている
車の窓が ばりばり
あつく氷が張って
お湯をかけても溶けない
3月25日
桜の咲く卒業式というのに
寒い
何から何まで地球は反逆する
地震に雷
水害に突風
何か悪いことを
私たちは行ったのだろうか
悪いこと
まあ なんとなくわかりますけれど
個人的には善良でした
イギリスの農村事情や
古典を読む院生が増えているらしい
捨てたもんではないですよ
京都の偉い教授が囁いた
そうかそうなのか
準備をした苦労
努力はいつか必ず報われる
のだ
あつく氷が張って
お湯をかけても溶けない
3月25日
桜の咲く卒業式というのに
寒い
何から何まで地球は反逆する
地震に雷
水害に突風
何か悪いことを
私たちは行ったのだろうか
悪いこと
まあ なんとなくわかりますけれど
個人的には善良でした
イギリスの農村事情や
古典を読む院生が増えているらしい
捨てたもんではないですよ
京都の偉い教授が囁いた
そうかそうなのか
準備をした苦労
努力はいつか必ず報われる
のだ
2015年3月24日火曜日
卒業
朝から雪だ
蛍の光 窓の雪
蛍雪時代という雑誌があった
卒業式では
在校生が泣きながらこの歌を歌う
ほたるのひかり まどのゆき
ふみよむつきひ かさねつつ
いつしかとしも すぎのとを
あけてぞけさは わかれゆく
卒業する組がこの歌を歌う
とまるもゆくも かぎりとて
かたみにおもう ちよろずの
こころのはしを ひとことに
さきくとばかり うとうなり
こちらは変声期で迫力があって
先に行くぞというところが好きだった
青春でしたがその先は知らぬ
なぜだか知らぬ
不思議な歌でした
つくしのきわみ みちのおく
うみやまとおく へだつとも
そのまごころは へだてなく
ひとえにつくせ くにのため
ちしまのおくも おきなわも
やしまのうちの まもりなり
いたらんくにに いさおしく
つとめよわがせ つつがなく
蛍の光 窓の雪
蛍雪時代という雑誌があった
卒業式では
在校生が泣きながらこの歌を歌う
ほたるのひかり まどのゆき
ふみよむつきひ かさねつつ
いつしかとしも すぎのとを
あけてぞけさは わかれゆく
卒業する組がこの歌を歌う
とまるもゆくも かぎりとて
かたみにおもう ちよろずの
こころのはしを ひとことに
さきくとばかり うとうなり
こちらは変声期で迫力があって
先に行くぞというところが好きだった
青春でしたがその先は知らぬ
なぜだか知らぬ
不思議な歌でした
つくしのきわみ みちのおく
うみやまとおく へだつとも
そのまごころは へだてなく
ひとえにつくせ くにのため
ちしまのおくも おきなわも
やしまのうちの まもりなり
いたらんくにに いさおしく
つとめよわがせ つつがなく
2015年3月23日月曜日
無常の雨
夜中にざあざあという音
雨が降っている
昨日の肥料は流れないか
一雨ごとに春がくる
「春雨じゃ濡れてまいろう」
月さま雨が
月形半平太
シュンぺータと東畑精一と小倉武一
農業総研「君を感化院にあずかる」
「土地立法の史的考察」
農家人口が減少することで日本の農業はバランスをとり
強い農業へと転身することができる
農村人口は減る
しかし日本の政治が農協をバックにしている
「保守の地盤」
しかしずいぶんと変わってきました
21世紀ですから
確かに兄が土地を継いで
弟は大学を出て都会で生きていく
土地がない国だから仕方ない
いつも親は言っていました
雨が降っている
昨日の肥料は流れないか
一雨ごとに春がくる
「春雨じゃ濡れてまいろう」
月さま雨が
月形半平太
シュンぺータと東畑精一と小倉武一
農業総研「君を感化院にあずかる」
「土地立法の史的考察」
農家人口が減少することで日本の農業はバランスをとり
強い農業へと転身することができる
農村人口は減る
しかし日本の政治が農協をバックにしている
「保守の地盤」
しかしずいぶんと変わってきました
21世紀ですから
確かに兄が土地を継いで
弟は大学を出て都会で生きていく
土地がない国だから仕方ない
いつも親は言っていました
2015年3月22日日曜日
じゃがいも
おそるおそる腰をかばいながら
畑を耕す
去年の土が固くしまって
落ち葉が変色していやな色
土はやがて風にさらされて
日光に当たり ほぐれて
さらさらと 手の中で踊り
眠っているミミズの子供も少し動く
これだこれだ
朝の9時から昼飯忘れて夢中になって
腰が痛いのも忘れて あちこち
ははあこれか
いくら腰が痛くても畑に出たい
という施設の老人
爽快感
春の日差しのもと
久しぶりに味わった
整形外科に行ったこと
すっかり忘れていた
これがホントの作業療法
体は動かすことだ
まあいろんなことも考えました
志賀直哉と小林秀雄とか
草むしりをしながら
さわやかな楽しい日でした
畑を耕す
去年の土が固くしまって
落ち葉が変色していやな色
土はやがて風にさらされて
日光に当たり ほぐれて
さらさらと 手の中で踊り
眠っているミミズの子供も少し動く
これだこれだ
朝の9時から昼飯忘れて夢中になって
腰が痛いのも忘れて あちこち
ははあこれか
いくら腰が痛くても畑に出たい
という施設の老人
爽快感
春の日差しのもと
久しぶりに味わった
整形外科に行ったこと
すっかり忘れていた
これがホントの作業療法
体は動かすことだ
まあいろんなことも考えました
志賀直哉と小林秀雄とか
草むしりをしながら
さわやかな楽しい日でした
2015年3月20日金曜日
整形外科に
背中が痛いので
整形外科へ行く
ココですか
ぴくっと痛い
レントゲン写真
ひびが入っているとか
その上の筋(きん)が痛んでいるとか
エコーで診てもらう
診察を待つ間
ロビーにいると
それにしても歳をとると
人は なぜあんなに品がないのだろう
私が 先に来ている
しかし 番号札をもらっていない
あなたは月給いくらですか
もっともらっているでしょう
何時に起きて何時に寝ているか
茶碗は誰が洗っているか
貯金はどれくらいあるか
割としっかりした老人なのに
いやなことを隣りの人に質問する
これじゃあ若い人から嫌われる
はずだ
あの辺りは気を付けないと
整形外科へ行く
ココですか
ぴくっと痛い
レントゲン写真
ひびが入っているとか
その上の筋(きん)が痛んでいるとか
エコーで診てもらう
診察を待つ間
ロビーにいると
それにしても歳をとると
人は なぜあんなに品がないのだろう
私が 先に来ている
しかし 番号札をもらっていない
あなたは月給いくらですか
もっともらっているでしょう
何時に起きて何時に寝ているか
茶碗は誰が洗っているか
貯金はどれくらいあるか
割としっかりした老人なのに
いやなことを隣りの人に質問する
これじゃあ若い人から嫌われる
はずだ
あの辺りは気を付けないと
後藤田正晴
徳島の人
水戸高校から東大
戦争中は台湾にいて
内務省 警察庁
官吏
政治家
内閣官房長官
田中角栄の懐刀
保阪正康の「後藤田正晴」を読んだ
自衛隊は海を超えない
ということ
つよく念じていたひと
水戸高校から東大
戦争中は台湾にいて
内務省 警察庁
官吏
政治家
内閣官房長官
田中角栄の懐刀
保阪正康の「後藤田正晴」を読んだ
自衛隊は海を超えない
ということ
つよく念じていたひと
2015年3月18日水曜日
雨の道
日本詩人クラブの
アンソロジーが届く
父がかつて味わった
戦争の無残なことを書いた
シンガポールの夕立
自分が子どもの頃の夕立
父と田んぼへ行って
雨が降ってきたときのこと
自分の小学校では
先生が「日本はなぜ戦争をしたか」
その理由
なんだかよくわからない言葉で解説していた
「社会」の時間だった
アンソロジーが届く
父がかつて味わった
戦争の無残なことを書いた
シンガポールの夕立
自分が子どもの頃の夕立
父と田んぼへ行って
雨が降ってきたときのこと
自分の小学校では
先生が「日本はなぜ戦争をしたか」
その理由
なんだかよくわからない言葉で解説していた
「社会」の時間だった
2015年3月17日火曜日
夕暮れ
春の夕暮れが好きだ
買い物に行ってきてね
母は言った
今日はカレーだから
肉を買いに
買い物かごをハンドルに引っ掛けて
自転車に乗って
竹の皮にくるんでもらって帰ってくる
小学校3年生くらい
楽しかったな
夕暮れになるちょっと前
近所の人たちや青い煙のバス
勤め人が帰ってくる
あのころの夕暮れ
買い物に行ってきてね
母は言った
今日はカレーだから
肉を買いに
買い物かごをハンドルに引っ掛けて
自転車に乗って
竹の皮にくるんでもらって帰ってくる
小学校3年生くらい
楽しかったな
夕暮れになるちょっと前
近所の人たちや青い煙のバス
勤め人が帰ってくる
あのころの夕暮れ
2015年3月16日月曜日
春だ
今日はとても暖かい
もう春だあ
高校生も進路が決まり
新しい世界を目指して
うきうきと過ごしているはずだ
大学の先生が逮捕された
交通事故というが車は壊れてない
プロはすぐに見破る
事実は小説よりも奇なり
夕焼けを見ていたら
3月いっぱいで街を去る人が来て
昔話に花が咲いた
たしか
あの人のお父さんは 自転車で
車にはねられたのだった
などと40年前のことを
話し合った
もう春だあ
高校生も進路が決まり
新しい世界を目指して
うきうきと過ごしているはずだ
大学の先生が逮捕された
交通事故というが車は壊れてない
プロはすぐに見破る
事実は小説よりも奇なり
夕焼けを見ていたら
3月いっぱいで街を去る人が来て
昔話に花が咲いた
たしか
あの人のお父さんは 自転車で
車にはねられたのだった
などと40年前のことを
話し合った
2015年3月15日日曜日
携帯の修理
携帯電話が壊れ
購入したお店でと思い
外れた部品を見せて修理は可能ですか
聞いてみたが3軒とも
「新品を買うとよい」いろんな機種もある
それにあなたの貯めたポイントも結構ある
新品を買えば数万円は必要だ
やがて客が来て、店は大混雑となり
朝の10時に家を出て
終わったのは13時過ぎだった
高校生の入学祝とか大学生、小学生
日本中が電話魔だ
てんてこ舞いだった
おまけに「電話が通じない」と
お店に妻がやってきた
購入したお店でと思い
外れた部品を見せて修理は可能ですか
聞いてみたが3軒とも
「新品を買うとよい」いろんな機種もある
それにあなたの貯めたポイントも結構ある
新品を買えば数万円は必要だ
やがて客が来て、店は大混雑となり
朝の10時に家を出て
終わったのは13時過ぎだった
高校生の入学祝とか大学生、小学生
日本中が電話魔だ
てんてこ舞いだった
おまけに「電話が通じない」と
お店に妻がやってきた
2015年3月14日土曜日
新幹線は速い
ずっと特急で往復してきたが
今回は新幹線を使った
やはり速い
びゅんびゅうと引っ張られる
あっという間に到着した
いつも乗り換えが面倒だった
自動改札機は詰まってしまい
混乱していた
あれから何年経ったのか
機械は進化した
誰も不平を言わない
誰もが整然と並び
キチンと整理される
今回は新幹線を使った
やはり速い
びゅんびゅうと引っ張られる
あっという間に到着した
いつも乗り換えが面倒だった
自動改札機は詰まってしまい
混乱していた
あれから何年経ったのか
機械は進化した
誰も不平を言わない
誰もが整然と並び
キチンと整理される
2015年3月10日火曜日
春の雪
三島由紀夫の割腹事件のころ
「豊饒の海」4部作が出て
書店は大賑わいだった
春の雪
奔馬
暁の寺
天人五衰
輪廻、転生
何か不思議な気持になった
今日は吹雪
まさに春の雪であった
そういえば昔
月へ行った人がいた
今日、若い人が亡くなった
現場では台車を探すことに
私は夢中になった
物を運ぶ手押し車に
なぜか夢中になった
「豊饒の海」4部作が出て
書店は大賑わいだった
春の雪
奔馬
暁の寺
天人五衰
輪廻、転生
何か不思議な気持になった
今日は吹雪
まさに春の雪であった
そういえば昔
月へ行った人がいた
今日、若い人が亡くなった
現場では台車を探すことに
私は夢中になった
物を運ぶ手押し車に
なぜか夢中になった
2015年3月9日月曜日
成長とは
若いころ何か気に入らないと
あちこち蹴って足が張れた
わがままで子供っぽく気まぐれ
つまり幼稚だった
若いころ神経に触って蒼ざめた
すると職場の先輩が きみ我慢しなきゃ
じっと我慢しなきゃ 駄目 こんこんと説教された
我慢などさらさらする気はなく
馬鹿野郎 ふざけやがって 憶えてろ
数十年 我慢しないで 生きてきた
ところが今朝 つまらないことが起きて癪に触り
つかんでいた椅子を投げつけたくなった
しかしなぜか我慢した
するとまもなく力を合わせないといけない難局がきて
もしも蹴っ飛ばしていたなら
気まずい雰囲気になっていただろう
和気あいあいで乗り切る
蹴らなくて良かったな
しみじみと思った
これは大変な成長だ
大器晩成とはこのことか
いまさら遅すぎたのか
まだ間に合うのか
あちこち蹴って足が張れた
わがままで子供っぽく気まぐれ
つまり幼稚だった
若いころ神経に触って蒼ざめた
すると職場の先輩が きみ我慢しなきゃ
じっと我慢しなきゃ 駄目 こんこんと説教された
我慢などさらさらする気はなく
馬鹿野郎 ふざけやがって 憶えてろ
数十年 我慢しないで 生きてきた
ところが今朝 つまらないことが起きて癪に触り
つかんでいた椅子を投げつけたくなった
しかしなぜか我慢した
するとまもなく力を合わせないといけない難局がきて
もしも蹴っ飛ばしていたなら
気まずい雰囲気になっていただろう
和気あいあいで乗り切る
蹴らなくて良かったな
しみじみと思った
これは大変な成長だ
大器晩成とはこのことか
いまさら遅すぎたのか
まだ間に合うのか
2015年3月8日日曜日
灯油の価格
3週間前に灯油は1リットル68円だった
安い価格だと喜んでいた
今日は89円 どうして20円も上がるのだ
この前は90リットル買うと 6000円だった
今日は8000円だ おかしいだろう
どうなっているんだ
金さえ儲かればよいのか
そういうのを守銭奴というのだ
金太郎も最近は
かねたろうと呼ぶらしい
浦島太郎は水之江の浦が苗字
名は島太郎という
浦島 太郎は間違いなのだ
しかし
灯油の価格が当面の課題であります
安い価格だと喜んでいた
今日は89円 どうして20円も上がるのだ
この前は90リットル買うと 6000円だった
今日は8000円だ おかしいだろう
どうなっているんだ
金さえ儲かればよいのか
そういうのを守銭奴というのだ
金太郎も最近は
かねたろうと呼ぶらしい
浦島太郎は水之江の浦が苗字
名は島太郎という
浦島 太郎は間違いなのだ
しかし
灯油の価格が当面の課題であります
2015年3月7日土曜日
お神酒
子どもが車を買い替えるというので
これで見納めだと
14年間の思い出も懐かしい
コンビニへ行って日本酒を1合
前輪後輪に振りかけて お神酒だ
お礼を言った まだまだ乗れそうな気がするが
職を得て妻を娶り 子供にも恵まれ
小さい車は不便なのだ
ということは私の子育ても終わりなのか
じゃあと言って エンジンをかけると
家の前をゆっくり廻り 重い音で
子どもと一緒に車は帰って行った
私は雨の中、木陰から手を振った
センチだが思えば喜ばしい平和なことだ
ロンメル元帥の戦車
あの砂漠の残骸を想像すれば
動いている車を新しく買い替える
いいことだ
これで見納めだと
14年間の思い出も懐かしい
コンビニへ行って日本酒を1合
前輪後輪に振りかけて お神酒だ
お礼を言った まだまだ乗れそうな気がするが
職を得て妻を娶り 子供にも恵まれ
小さい車は不便なのだ
ということは私の子育ても終わりなのか
じゃあと言って エンジンをかけると
家の前をゆっくり廻り 重い音で
子どもと一緒に車は帰って行った
私は雨の中、木陰から手を振った
センチだが思えば喜ばしい平和なことだ
ロンメル元帥の戦車
あの砂漠の残骸を想像すれば
動いている車を新しく買い替える
いいことだ
2015年3月6日金曜日
昔の上司
電話があった
息子が家を建てて
引っ越すので
おれ一人になるんだ
食事もこれから
どうしようか悩んでいるんだ
一人で楽しくやったらどうですか
君と話していると
昔のことを思い出すなあ
焼き鳥屋へ行ったり
出張先でものすごいいびきで
朝の4時から起きて
大事な会議で眠くて
あれはひどかった
遊びにおいでよ
妻が亡くなってから
本当に寂しいのだ
一度おいでよ
歓迎するよ
息子が家を建てて
引っ越すので
おれ一人になるんだ
食事もこれから
どうしようか悩んでいるんだ
一人で楽しくやったらどうですか
君と話していると
昔のことを思い出すなあ
焼き鳥屋へ行ったり
出張先でものすごいいびきで
朝の4時から起きて
大事な会議で眠くて
あれはひどかった
遊びにおいでよ
妻が亡くなってから
本当に寂しいのだ
一度おいでよ
歓迎するよ
2015年3月5日木曜日
春の雪
今日
雪が舞った
春の雪だ
きらきら光っていたが
すぐに消えてしまった
今日はいろんなことがあった
順に物事は解決していった
岐阜県の若い市長は
30万円収賄と言われていたが
裁判所で無罪となった
市民はおおむね好意的に受け止めていた
韓国で米国の大使が切られた
生麦事件と伊藤博文を思い出した
戦艦武蔵が発見された
「海の墓標」だ
雪が舞った
春の雪だ
きらきら光っていたが
すぐに消えてしまった
今日はいろんなことがあった
順に物事は解決していった
岐阜県の若い市長は
30万円収賄と言われていたが
裁判所で無罪となった
市民はおおむね好意的に受け止めていた
韓国で米国の大使が切られた
生麦事件と伊藤博文を思い出した
戦艦武蔵が発見された
「海の墓標」だ
2015年3月4日水曜日
上司
仕事で
褒められた人
叱られた人
何度も通ってきたのに
上手くいかなかった人
いや
思いがけず
結果が良かった人
想像以上に悪かった人
単純計算ミス
わかっていて
わざと間違える人
高等な技術だから
この世の方法は難しい
特に部下が上司になる場合は
褒められた人
叱られた人
何度も通ってきたのに
上手くいかなかった人
いや
思いがけず
結果が良かった人
想像以上に悪かった人
単純計算ミス
わかっていて
わざと間違える人
高等な技術だから
この世の方法は難しい
特に部下が上司になる場合は
2015年3月3日火曜日
花を買う
3月3日は毎年
花を買う
もう今年で40年になる
誕生日のプレゼント
花屋さんが減っているようだ
若い人が花を買わないせいか
花束を持って歩いている人
あまり見ない
残業した帰り
雨の中
閉店直後の店のまえで
ドアをノックして
いろんな思い出がある
赤いバラが翌日
花瓶に活けられ
しばらく咲き誇ることも
うれしい
花を買う
もう今年で40年になる
誕生日のプレゼント
花屋さんが減っているようだ
若い人が花を買わないせいか
花束を持って歩いている人
あまり見ない
残業した帰り
雨の中
閉店直後の店のまえで
ドアをノックして
いろんな思い出がある
赤いバラが翌日
花瓶に活けられ
しばらく咲き誇ることも
うれしい
2015年3月2日月曜日
骨董
隣り町で
骨董店を開いた先輩がいて
お菓子を買って
開店祝いに行った
わかりにくい場所だった
上海事変の盃が棚に並んでいた
そういえばロシア語の先生が
東寺の骨董市で見つけて
こういう盃を集めていますと
見せてくれたが
わが家の古い戸棚に
いっぱいあった
従軍すると記念にくれる
今夜はこれで飲むか
父は星の模様の盃を手に取った
骨董店を開いた先輩がいて
お菓子を買って
開店祝いに行った
わかりにくい場所だった
上海事変の盃が棚に並んでいた
そういえばロシア語の先生が
東寺の骨董市で見つけて
こういう盃を集めていますと
見せてくれたが
わが家の古い戸棚に
いっぱいあった
従軍すると記念にくれる
今夜はこれで飲むか
父は星の模様の盃を手に取った
2015年3月1日日曜日
往復切符を買う
JR駅の切符売り場に
並んでいると
駅員さんが
どちらへ行きますか
それは いつですか
列車はもう 決まってますか
窓側 つうろ側
禁煙ですか
聞かれた
なんでやねん
人の秘密を
聞きとってメモにして
入力して
はやく切符を手配してくれるなら
まあいいか
ところがそれは大間違い
そのメモを持って
売り場に出せ
そうすれば早く切符が出るという
そういうことだった
まもなく私の順が来て
割と早く切符が出た
しかし私が最後の客だった
並んでいると
駅員さんが
どちらへ行きますか
それは いつですか
列車はもう 決まってますか
窓側 つうろ側
禁煙ですか
聞かれた
なんでやねん
人の秘密を
聞きとってメモにして
入力して
はやく切符を手配してくれるなら
まあいいか
ところがそれは大間違い
そのメモを持って
売り場に出せ
そうすれば早く切符が出るという
そういうことだった
まもなく私の順が来て
割と早く切符が出た
しかし私が最後の客だった
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