きんもくせいの花が
今年はものすごく激しく咲いて
しかし3日ほどで風に吹かれて散ってしまった
しかし今年は数年前から腐葉土を中心に
堆肥を作ってあるから
これに鶏ふんを混ぜて
根元に入れた
これを
「お礼肥え」というらしい
「お礼が過ぎ」て
根が焼きつくこともあるそうで
そういう気分の多い私は
少し雨が降ると 薄まるからいいかも しれない
そういうことを想像しながら眠った
朝には しっぽりと細い雨
肥料の焼け は防止された
のではないか
安心の
日曜の朝でありました
2013年10月20日日曜日
2013年10月19日土曜日
寒い
伊豆の大島は大変な被害
火山灰の地滑り
恐ろしいことだ
雨の降り方が変わった
数年前から
ごうごうと降る
かみなりは昔は
雷様であったが
今はガラガラと
うるさいだけだ
尊敬できない
秋が急速にやってきた
寒い秋だ
火山灰の地滑り
恐ろしいことだ
雨の降り方が変わった
数年前から
ごうごうと降る
かみなりは昔は
雷様であったが
今はガラガラと
うるさいだけだ
尊敬できない
秋が急速にやってきた
寒い秋だ
2013年10月6日日曜日
歯医者に行く
ヒューンと言うドリルの
回転音と
消毒液の酸っぱい臭い
歯医者はいやだな
でも
ハイ
アーンしてといわれれば
保険証出して受付して
週刊誌2冊読んで
はるばる出てきたので
仕方ないか
シュッと何か薬品をかける
ヒューンというドリルの音
ああ
私の歯が削られる
これ以上は嫌だ
ピクッと身体が嫌がる
3か所虫歯があったそうだ
そこに何か詰め物をする
綿をかませて
何か光を当てて固まらせて
ピーというまで待っている
ハイおしまい
良かったら半年後にでも
お掃除にいらっしゃい
ほんとによい医者だ
回転音と
消毒液の酸っぱい臭い
歯医者はいやだな
でも
ハイ
アーンしてといわれれば
保険証出して受付して
週刊誌2冊読んで
はるばる出てきたので
仕方ないか
シュッと何か薬品をかける
ヒューンというドリルの音
ああ
私の歯が削られる
これ以上は嫌だ
ピクッと身体が嫌がる
3か所虫歯があったそうだ
そこに何か詰め物をする
綿をかませて
何か光を当てて固まらせて
ピーというまで待っている
ハイおしまい
良かったら半年後にでも
お掃除にいらっしゃい
ほんとによい医者だ
2013年10月5日土曜日
驚いたことシリーズ④
驚いたこと④
最近、頭をカラスに蹴られた人がいる。近くに巣があり、 攻撃的になるらしい。私も激しい威嚇を受けた。
鳥類憐れみの令があるから、 弓矢や光線銃などで報復はできない。畑に金色のテープを張り、 麦藁帽子に針金を植え、自己防衛した。朝からぎゃあぎゃあ騒ぐ、たのむから静かにして欲しい。
我々は金や名誉、 おいしいものには関心を持つが、さすがにカラスは食べない。 職場で「おいしい魚を食べる会」をつくり、民宿へ行ったことがある。上司が魚釣りの極意を披露する。 まず自分を石と思え、動いてはならぬ。あいつらは目が良い、 ちゃんと見ている。絶対に音を立ててはならぬ。夕食には「船盛り」が出た。大皿に動いているイカ。
今にも皿から這い出すようだ。エビやヒラメの中央に大きな「 ヒラマサ」の活き造り。青く大きな頭。「ブリ」と「ヒラマサ」の違いを、またも上司は解説した。 私は乾杯の準備をしていた。上司は、 徳利から熱い酒をヒラマサの口に注いでいる。「これが一番喜ぶ」
そして、人差し指を魚の口に近づけた。「ほれほれ」その時、 ヒラマサがちらりと視線を動かしたように思った。 瞬間ばくっという重い音がした。ヒラマサが上司の指にかぶ りついた。上司は魚の頭を持って立ち上がった。 刺身やサザエは座敷に散乱し、 包帯だ消毒だとみんな右往左往した。 その隙にイカがいなくなった。やがて机の下からほこりまみれで恥ずかしそうに出てきた。洗ってきますか、 みんな迷った。
その夜、民宿の主人から説教された。 命をもてあそんではならぬ。そういうお客が時々咬まれる。罰が当たるのだ。我々も神妙な顔つきだった。
反省を込めて「ヒラマサ」の会はすぐに解散した。実は、その後、 昼休みになると廊下に集まり大笑いしていたのだ。「罰当たり」と叫んで、 魚の頭をつかんで立ち上がる場面で、いつも私は、喝采を浴びていた。それが上司に見つかったのだ。
最近、頭をカラスに蹴られた人がいる。近くに巣があり、
鳥類憐れみの令があるから、
我々は金や名誉、
その夜、民宿の主人から説教された。
反省を込めて「ヒラマサ」の会はすぐに解散した。実は、その後、
驚いたことシリーズ③
驚いたこと③
駅のホームに立っていると、旧知の大学教授ご夫妻と出会う。
「私たち、法事で東京へ参りますの」なつかしく楽しい雰囲気。
特急に乗ると偶然にも座席は前後だった。先生は、奥様と相談し
「 きみ、席をくるりと回せ、今度、漱石の初版本をね」と、先生は上機嫌、
奥様は朝早く、 お疲れの様子、うつらうつら。先生はわがまま、好きなことには熱中するが、嫌いなことは断固拒絶。私は若く、階段を二段ごと駆け上がる。先生も、 膝を痛めておられる奥様をかばい、ゆっくり乗り換え。
新幹線が着く。先生と同じ車両、 席も前後で空席が多い。
「さあさ、こっちこいよ、 今日は愉快だ」先生は、車内で子供や
ご婦人がわあわあしゃべるのが大嫌い。先生は古書自慢「この前、北村透谷の」その時だった。 ワイワイ騒ぎながら七十代の女性が、たくさん
乗り込んできた。
ホームにもあふれているではないか。 先頭のリーダーが私の頭上で大声を上げた。「どいてください。 私の席です」。
「え、なんだい」先生はにらみつけた。「どい てください早く」。
私は「席は何番ですか」「〇の〇〇のD席」 私の座席だったから、私は切符を見せて「 そちらが間違いですよ」強く出た。
先生は「そうだよ」するとリーダーはくるりと振り返り、
「この列車は違う。全員降りて、 さあ降りて」みんなすぐに下車した。
先生は、「最近は、 ああいうやからが多い。おっちょこちょいだ」。
まもなく車掌が検札にきて、「お客さん、 この切符は後ろからくる列車ですよ」 一番前の車両に移動させられた。先生はその後二十年間、 何度も何度も笑い転げた。あのご婦人たちの旅は、その後どうなったのか。
駅のホームに立っていると、旧知の大学教授ご夫妻と出会う。
「
奥様は朝早く、
新幹線が着く。先生と同じ車両、
「さあさ、こっちこいよ、
ご婦人がわあわあしゃべるのが大嫌い。先生は古書自慢「この前、北村透谷の」その時だった。
乗り込んできた。
ホームにもあふれているではないか。
「え、なんだい」先生はにらみつけた。「どい てください早く」。
私は「席は何番ですか」「〇の〇〇のD席」
先生は「そうだよ」するとリーダーはくるりと振り返り、
「この列車は違う。全員降りて、
先生は、「最近は、
まもなく車掌が検札にきて、「お客さん、
驚いたことシリーズ②
驚いたこと②
東京の国電にトイレが無いのは恐ろしいことだ。
あれほど多くの人々がすし詰めで、 腹の具合が悪い人がいないとは。
電車で病院へ通う人もいるはず。 病院の待合室で、気分が悪くなり耐え
切れずに、ベンチに横になる人がいる。
この都会では、 手術を受ける人は、ハイヤーで行くのか。高見順が病院へ行く日、 電車に乗っている詩がある。
/電車が川崎駅にとまる/中略/私は病院へガンの手術を受けに行くのだ/ 中略/さようなら/「青春の健在」帰れるから/旅は楽しいのであり/旅の寂しさを楽しめるのも/わが家にいつかは戻れるからである/「帰る旅」
入学式の朝、 総武線の水道橋駅か市ヶ谷駅で腹が痛い、電車を降りた。 駅員さんに聞くとずっと向こうのホームの端にあるよ、工事中の鉄の階段を降り、いけどもいけども到着しない。
絶望寸前まで追い詰められ、一つだけ個室があり、 ぼろぼろのドアが閉まっていた。取っ手も曲がっている。私は、全力で、猛然とドアを引っ張った。 故郷の駅では、未使用中ならドアが閉まっている。入学式の欠席は入学の意思放棄とみなされると思った。
つまり、 これまでの努力がすべてパーになる。冬の夜の受験勉強も、 親がくれた背広も、ひとたび黄変すれば、式には出られない。
左足を壁にかけ、腰から全力で引っ張った。 あれだけ全力を出したのは後にも先にもあれが最後だ。
しかし東京の駅のトイレは、未使用中は開いているのである。
やがて、どんどんという激しい音と「馬鹿やろう」「ふざけやがって」 怒鳴り声と共に男が出てきた。「お前、馬鹿か」。しかし、 その瞬間私はドアの中に入り、間一髪だった。一ヵ月間、腹の調子が悪かった。今は誰も信じてくれないが、 やせて神経質なハンサムボーイだったのである。 やがて六月にはデパートのトイレも覚え、電車の中で傘をたたむ余裕も見せた。ただしハンカチ、 鼻紙はいつも忘れなかった。
東京の国電にトイレが無いのは恐ろしいことだ。
あれほど多くの人々がすし詰めで、
電車で病院へ通う人もいるはず。
切れずに、ベンチに横になる人がいる。
この都会では、
/電車が川崎駅にとまる/中略/私は病院へガンの手術を受けに行くのだ/
入学式の朝、
つまり、
驚いたことシリーズ①
驚いたこと①
四十年以上前になるが、 世田谷の親戚から
受験生の私に手紙が届いた。電車は難しいから、 東京駅からバスに乗りなさい。緊張して東京駅に。乗客は下へ下へ、階段を降りる。
わが故郷の駅は、 ホームから階段を昇る。
雨の八重洲口で数百台のバスを見たときは脳みそがしびれた。
エンジンがかかっているが動かない。
田舎のバスはエンジンがかかれば発車する。
ドアを叩く。 「等々力(とどろき)行きはどれですか」
「知らない」 運転手さんは、ひどく無愛想だ。
一時間後ようやく見つかった。世田谷まで二時間、
夕暮れになっていた。 京都への修学旅行とほぼ同じ。
東京は広い、知らねばならぬ。 翌日から探検を開始した。
都会は驚きの連続だった。並木に沿って歩くと田園調布駅。
日本一の高級住宅街。木々に囲まれた洋館。
プラモデルで見た英国の名車ジャガー、ドイツのポルシェ、
二台もガレージに並んでいる。 兄は先日やっと軽のスバルを
月賦で買ったというのに。 勝手口から大きな白い犬と娘さん
が出てきた。 正門から黒い車。運転手は白手袋、
これは映画だ。主人は貿易商か、明治の元勲か。
すれ違う小中学生の制服は濃紺で靴はピカピカ。
荷車もリヤカーも通らない。歩道の花壇に綺麗な花が咲いていた。
白熊のような犬はふさふさで鼻筋がすっきりしている。
わが故郷にも、名前こそジョンや、ロバートと呼ぶ犬はいた。
しかしだらしない顔だった。
/我家の屋根は高くそらを切り/その下に窓が七つ/ 小さい出窓は朝日を受けて/ まっ赤にひかって夏の霧を浴びている/
高村光太郎の「我家」 という詩の冒頭。光太郎は幸福の絶頂だった。
三月の大地震と大津波で、被災された方々は、 肉親や友人を亡くされ、家や思い出の品、仕事を失い、 避難所で不便な日を過ごしている。病気の老人、着替えもままならぬ生活。歯ブラシ一本、洗面の水、 トイレに行く何気ない日常。そのありがたさを、しみじみ感じている。
四十年以上前になるが、
受験生の私に手紙が届いた。電車は難しいから、
わが故郷の駅は、
田舎のバスはエンジンがかかれば発車する。
ドアを叩く。
「知らない」
一時間後ようやく見つかった。世田谷まで二時間、
夕暮れになっていた。
東京は広い、知らねばならぬ。
都会は驚きの連続だった。並木に沿って歩くと田園調布駅。
月賦で買ったというのに。
が出てきた。
これは映画だ。主人は貿易商か、明治の元勲か。
白熊のような犬はふさふさで鼻筋がすっきりしている。
しかしだらしない顔だった。
/我家の屋根は高くそらを切り/その下に窓が七つ/
高村光太郎の「我家」
三月の大地震と大津波で、被災された方々は、
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