2013年5月25日土曜日

昔、佐世保へ行ったことがある

街の中に三浦町教会があり
白い建物がきれいだった
戦争中は空襲で目立つから真っ黒に塗られた
誰かが言っていた
佐世保の駅から港が見える
軍艦が沖を向いて泊まっている
もたもたしないですぐ出発できるように
宮古島の漁師が小さな船で
バルチック艦隊の煙突の煙を発見して
手旗で情報をリレーして
敵艦が日本海に来るか太平洋に回るか見極めた
皇国の興廃、此の一戦にあり、お手柄だった
その電信が佐世保に届き
その鉄塔がこれである
誰かが熱弁をふるっていた
そういう記憶が かすかにある

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